改めて2011 4.10を振り返る | 未確認ブログ

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昨日、3月17日に早見あかりさんが二十歳を迎えました。


あかりんと同級生の夏菜子や有安が二十歳と聞くと『早っ!』って思いますが、あかりんは逆に『まだ?』って思ってしまいます。


それはももクロ在籍時から彼女が他のメンバーより大人びていたからと言うのが最大の理由でしょう。


さて、昨日改めて2011 4.10のももクロ春の一大事を見てました。


2枚組で1部はももクロ☆オールスターズ、2部は早見あかり FAINALとなっています。


構成も1部はソロあり、エビ中のライブもありとなっていますが、2部は最後となる6人のももクロを惜しむかのようなライブ構成となっています。


1部はソロとかがあるので結構見返す事があるのですが(エビ中も出ているので最近は特に)、2部はやはり辛くなるので見返す事を躊躇してしまいます。


改めて見返すとメンバーの幼さが際立つのですが、逆に今の成長があるのはあかりんの卒業と言う試練を乗り越えたからだと言えます。


メンバーそれぞれにあかりんがいなくなる上での覚悟があり、成長を促したと思いますが、やはりその中でも1番大きいのは夏菜子の成長でしょう。


あかりん自身、一心同体と言う程の存在。


半身とも呼べる存在がいなくなるのは、16歳の少女にとっては耐え難い事実だと思います。


このライブ中、1番あかりんに甘えてたのも夏菜子ですし、あかりんが1番心配していたのも夏菜子です。


今の太陽のような夏菜子と比べると、この時はあかりんと言う文字通り【あかり】を浴びて輝く月なのではないかと。


このライブの副題【眩しさの中に君がいた】。


ももクロの他のメンバーを照らし続けたあかりん。


そして今、眩しいばかりに輝く彼女達の中には今でもあかりんがいるのだと思います。


それにしても…


このライブの最後でももいろクローバーからももいろクローバーZに改名が唐突に発表されたわけですが、もし改名が無ければどうなっていたのでしょう?


やはり、あかりんの不在を引きずってしまったのでは?と言う意見が多いですし、自分もそう思います。


この改名が大人達の作った試練であると同時に優しさなのかも知れません。


更にタラレバを言うなら、【早見あかりがまだ在籍していたら?】


正直、今のポジションではなく、他の有象無象のアイドルと同じ存在のままだったのでは無いかと思います。


決して、あかりんの存在を否定するわけでは無いです。


むしろ、自分は無印時代の方が好きな人間ですからね。


前に何かの記事で読みましたが、冷静を表す【青】がいなくなった事で【ブレーキの壊れたダンプカー】(奇しくもライブ中のMCで、れにちゃんが言った)になって突き進む事が出来たのではないかと。


それに、人気が出始めた時にメンバーの脱退と言う悲劇。


こういうある種のドラマが人気に拍車をかけたとも思います。


高くジャンプする前に沈みこむのと同じですね。


最後にーー

あかりんはこの一連の流れでは必ず【脱退】と言う言葉を使っています。


これはやはり、夢半ばで途中下車してしまった後悔の念から来ることだと思います。


いつか、早見あかりが【卒業】できる日が来るまで6人の物語を見続けたいと思います。