パラアクシリーズの4作目です。
何だかんだ全作見てるのは『乗りかかった船だから』。
え~…おさらいを。
1と2は時間軸は同じで3はそれより前の話。
で今回。
冒頭ケイティがハンターをさらう2のシーンが流れます。
一転、少年サッカーの試合をホームビデオで撮影している。
どこにでもある家庭の1シーン。
主人公はアレックス。
映画学校の生徒で精神病院から無事に脱出…これはグレイブエンカウンターズやがな。
アレックスは15歳くらいの女の子。
それと年の離れたワイエットと言う弟。
で、父親と母親。
その両親が出掛けるのを利用してアレックスが友達を呼んでホームパーティー。
ベンと言う男友達がずっとカメラを回して、他の皆が帰ってアレックスと良い感じに。
外を見てみたいと、アレックスがベンを庭の子供用のでかい遊具を紹介すると、中に向かいに住むロビーが。
驚くベンを尻目に、とりあえずロビーを家に送るアレックス。
翌日、向かいの家に救急車が。
母親が倒れたらしく、ロビーをしばらく預かる事に。
何とかワイエットとロビーが仲良くなって遊んでいるのですが、ロビーの変な行動を気味悪がるアレックス。
実は両親はあまり上手く行ってないらしく、アレックスは毎夜ベンとチャットで愚痴や相談をしたりしているのですが、ある晩、アレックスが寝落ちした時に、たまたまベンのパソコンが録画状態になっていた。
それを見ると、ロビーがアレックスの部屋に現れて添い寝をしている。更に気味悪がるアレックス。
ベンと相談して、家の中に置いてある家族のパソコンで秘密で録画する事に。
ある日中、アレックスが家で一人でいると、どこからか物音が。
原因を探しに行くと、子供部屋の物置に続くようにオモチャが置いてある。
そこを調べると後ろにある電車のオモチャが勝手に動き出す。
今度は1階に降りていくとリビングのシャンデリアが揺れている。
不思議に思うと手前のシャンデリアが落下し危うく下敷きになる寸前に。
すると2階からロビーが『彼が撮るな』と。
両親にロビーが来てから変だと訴えるも、取り合ってもらえず…。
ある夜。夜中の2時に向かいの家に車が停まっているのを発見したアレックス。
侵入を試みるもあっさり見つかり退散。
ベンにその事を相談する。
その頃、子供部屋ではロビーがワイエットを誰かに会わせようと…。
上から物音がして子供部屋に行くアレックスとベン。
『彼に会えるように』とワイエットの背中にロビーが落書きを。
夜中にワイエットが家をうろついたりと変な行動をするのをアレックスがお説教をするも、ワイエットはロビーに洗脳されているような感じ。
アレックスがワイエットの背中に書いてあった模様を調べると悪魔の儀式で使うモノと一緒だと発覚。
ある日、母親が出かけた隙に自分の家にワイエットを連れて行くロビー。
それを見たアレックスは慌てて後を追う。
家をノックするも誰も出ないので勝手に上がる。
しかし、中には誰もいない。
ようやく家の奥で二人を発見しワイエットを連れ戻そうとするアレックス。
すると目の前に現れたのは何とケイティ。
しかし、ケイティは『お母さんにありがとうと伝えて』と気さくにアレックスに対応。
家に戻り、帰ってきた母親にその事を問うも母親は相手にせず。
ロビーの家に言った事をワイエットに聞くアレックス。
ワイエットが養子である事が(視聴者的に)判明。
夜中にリビングで何かに向かって『僕はワイエット。ハンターじゃない』と叫ぶワイエット。
次の日、庭にロビーがまた来ているのを発見するアレックス。
行ってみるとロビーはいなくなっていて、ワイエットに『準備が出来た』と伝えに来た模様。
入浴中のワイエット。母親のパソコンでアニメを見ているも突如湯舟の中に引き込まれかける。
アレックスが熟睡しているのを喜ぶ父親。
最近の事で不眠症気味だったのを見兼ねた母親が睡眠薬を飲ませたらしい。
それを聞いた父親が激怒。口論となる。
その時、アレックスの部屋にワイエットが。
何かが布団を剥ぎ取り、アレックスの体は宙に。
翌朝。アレックスを起こす母親。録画するのを見ようとするも映像ファイルが開かない。
ワイエットの子供部屋に『Hunter』の落書き。
ワイエットはハンターを自分の昔の名前と。
ベンとチャット中のアレックス。暗視カメラにはリビングのソファーに座る女の姿が。
するとガレージが開く音が。
両親は留守らしい。
調べに行くアレックス。
ベンとのチャット切って調べに行くとガレージの扉が全部閉まり、勝手にエンジンが。
ソファーにいたのは何とケイティ。アレックスが閉じ込められている隙にワイエットの部屋に。
排ガスで呼吸困難になるも、バールのようなもので車のガラスを割り、バックでガレージの扉をぶっ壊す荒業。
帰って来た両親に半狂乱で訴える。
ところでここの両親は仲が良くない割りに二人でちょくちょく出掛けます。
大人の事情なのかしら?
次の日、家には母親が一人。電話で父親と話していると、リビングにケイティの姿が。
電話を切り二階にあがろうとする母親。
すると目の前で棚から本が落下。気味悪がっていると、何かに足を捕まれたように宙に浮き、天井の高さから落下。
リビングに降りるケイティ。
次にベンが勝手に家に。
リビングには母親の姿は無くなっている。
勝手に冷蔵庫からジュースを拝借するベン。
大きな物音が。
家の中を探索するベン。
アレックスの部屋のパソコンの前に座ると後ろにいつの間にかケイティが。
そして、ケイティ必殺の『コキャ』。
ベンの始末をするケイティ。
父親の車に乗って食事から帰ってくるアレックス。
ワイエットとロビーの母親(ケイティ)が向かいの家に入るのを見かけ怪しがる二人。
アレックスは先に家に戻りパソコンの前に座るとベンが使った後が。
電話をかけると近くで着信音が。
近くに行くと見えない何かに襲われる。
父親に助けを求めに向かいの家に入ると、父親は見えない何かにぶっ飛ばされている最中。
ワイエットの呼ぶ声の先に向かうと女の影が。
恐ろしい形相でこっちに向かって来る様はグレイブエンカウンターズみたい(笑
何とか窓から脱出すると庭にワイエットが。
ワイエットを連れて逃げようとするも、後ろには魔女の大群。そして、さっきのグレイブもどきに襲われ終了。
※劇場版と完全版があるのですが、完全版の追加シーンはさほど重要じゃないと踏んだ為、劇場版で書いてあります。
要するにハンターをさらったケイティが他所の家に預けて、それを回収しに来たって事です。
で、続編前提で制作してるって言うね。
そもそも、ロビーを養子で取るなら何でハンター(ワイエット)を自分で育てないんだろう?
ロビーは何者なんだろう?
この映画の評価は正直、続編次第かなって言う感じがします。
向かいの家に度々集まっている魔女軍団の謎とかね。
さて、いわゆる未公開シーンがあるのですが、劇中だとロビーはすぐに変や子扱いされていますが、未公開シーンでは庭で一緒に水遊びしたり、ベンとゲームしたりするシーンもあります。
それを踏まえた上で…。
ベンがぐう聖すぎます。
ワイエットの、子供特有の勝つためのズルにも乗ってあげるベン。
15歳くらいなのにややビール腹のだらしない体のベン。
アレックスと言う美少女を手に入れる前にコキャッと首を捻られるベン。
まあ実際、恋人と言う立場まではもう一歩なのに、アレックスの両親とも仲が良いし、弟の面倒もよく見る。
勝手に家に入っても文句言われないしね。
もちろんアレックスの悩みを毎晩聞いたりしてます。
この映画はそんなベンの悲しき墓標でしょう。
思いっ切り横道に逸れた(笑
まあ結局、続編を期待しましょう。
評価…☆☆☆☆★(4点)
映画自体は2.5点。
アレックスの可愛さ+1.5点。
アレックスの太い眉毛が萌えます。
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