涙を流すだけで鬱々しい感情は
虹に変わり心を晴らすと
いつかの空色の鳥は云った
でも涙を流せない程の辛さを
知ってしまった
言葉にも出来ずに暗い部屋で一人
雨が止むことを求めて
眠れない夜 月を見上げた
気付けば朝 頬には乾いた水痕
重い身体起こして平日の世界へ
優れない心を支える為
出来るだけの力振り絞って
額に大粒の水痕
もうすぐ夜に近づく そして僕は気付いた
帰りの電車 音楽を聴いた時
雨が降りしきる秋の長夜
静かすぎる自分の世界 まるで異次元
風は空気を叩きつけ
雲は空を廃色に濡らす
だけど心は平穏を保っている
癒しの音に守られているみたいに
