退院した後、葬儀場(友人のご両親)から火葬までの間は娘を家に連れて帰ることも出来ると言われ、娘を初めて家に連れて帰りました。
ここがあなたが帰る場所だよ。
いつでもここに帰ってきてねって娘に言いながら家に入った。
生まれる前から夫とAちゃんが生まれたら3人でドライブしたいね!って話してたからその日は思い出作りの為に夜景を見に行った。
思い出作りと言いつつ私の心の整理もしたかったからだと思う。
ドライアイスが柩に入っていてあまり温めないようにって友人のお母さんに言われたので遠出はせず近場の街が栄えてる綺麗なところをぐるっとしてきた。
家に着くまで夫と2人でAちゃんにずっと話しかけて…
あれが街灯!あれが車で、あれは電車だよ〜!
目に入るもの全てを教えてあげたかった。
引っ越してから1回も止まったことがない踏切を行きと帰り2回も止まった。
他の場所と合わせたら3回かな。
Aちゃんは電車が好きになったんだねって夫と話した。
家に帰って夫が寝たあと私はトイレに起きてAちゃんの顔を見た。
あぁもう本当に動かないのかと思ってごめんねって言いながらまた泣いてた。
娘の顔に涙が落ちちゃってハッとしてすぐにそっと拭った。
何日も家にいるのも娘の状態が悪くなると思って1日だけ葬儀場に預かってもらって後日また連れて帰る日がありました。
迎えに行った時、娘が寝ている部屋には大きな栗の木の下でが流れてた。
「音楽かけてもらってたの!寂しくないようにしてもらってたんだね〜☺️」って言った。
友人の母が娘の為に音楽をかけてくれてたのが嬉しいのと同時にこういう曲は家で一緒に聞きたかったなという感情が溢れて人前では必死に抑えてた涙が溢れかえった。
火葬までの間、ドライブは3回行ったのかな。
日中はもう日差しが暑くてAちゃんを連れて行けないねってなったので夜のドライブだけ。
気持ち的にも少しずつごめんねよりも生まれてきてくれてありがとうと思えるようになった。
お腹に来てくれてありがとう。
こんなに大きくなってくれてありがとう。
ママとパパに会いに来てくれてありがとう。
生きてくれてありがとう。
そして火葬の日が来ました。