荷物問題 結局こうなった① | アブダビってどこでしたっけ

アブダビってどこでしたっけ

アラブ首長国連邦(UEA)の首都、アブダビ。
夫の仕事の都合でアブダビ暮らしすることになりました。

表題の件、経過報告させていただきます。(ビジネスチック)


先週の金曜日、早速学校近くの郵便局に行った私。


段ボール、大小含め計4つ送ったのですが、そのうち3つ届いていて、それぞれ86ユーロ、150ユーロ、160ユーロ税金を払わなくてはいけない状態。


各段ボールに、価値をだいたい5万円とかいたからでしょうか。。


「高ぇよ。(おっと言葉使いが)」、ということで、きみこさんが言うように「泣き落とし作戦」で"高すぎるから何とかしてくれないかなぁ、うえーん"と懇願するつもりで。


受付のお兄さん、「確かに高いね、でもここではどうにもできないから、本局に送り返すのでそこで交渉してみて」とのこと。


3つ送ったうち1つだけ、その場で料金を支払い、受け取る。




2014年7月21日(月)


朝八時半。タクシーを予約しておき、マルサという場所にある郵便局に向かう。


先週、こういう事情でお昼からの授業に遅れるかもしれない、と先生に伝えると、マルサにはダイレクトにバスが行かないのとのこと。迷子になったら困るので、安全策(=タクシー)をとりました。



順番を待つ間、受付のおじちゃんが、快く「払わなくていいよ!」と言ってくれるようイメトレ。


おじちゃんは感じのいい人で、つたない私の言いたいことをちゃんと聞いてくれて、「担当の人に言ってみるから待ってて」とのこと。


好感触。


座って待っていると、顧客担当のおじちゃんが出てきて、「どうしたの?」という。


頑張って伝えても、「ここで言われてもどうしようもないから、バレッタ言って交渉してみてもいいかもしれないけど、そこのシステムがどうなってるかは知らない」。


くそぅ、こっちのおじちゃんに対するイメトレが足りなかったか。


バレッタというのはたぶん税関ぽいところまで行かなければならない、という意味だと雰囲気で解釈したのですが、もう荷物受取たかったし、他の方法は「受け取らずに日本に送り返す」、とか言うから、あきらめて支払うことにしました。ま、しょうがないよね、ということで。



もう一度、列に並び直し、順番を待つ。


カードが使えなくて、この先使う予定だった現金を引っ張り出して支払。


大きい荷物をここから自分で運べなくて、タクシー呼んでもらいたいと伝える。

(私まだ、携帯こちらでゲットしておらず)


すると、「いやいやここ電話ないよ」と言いつつも、自分の携帯からタクシー会社に電話してくれた優しいおじちゃん。


このころには、私の後ろに長い行列ができていて、おじちゃんも優しいけど「やれやれ」的な感じで他のひとにマルタ語で話しかけていて、なんとも言えない気持ちになる。



「そんなこと言ったって、仕方がないじゃないか」



と、気分を切り替え、荷物を受け取り、郵便局の前でタクシーを待つ。



20分後、タクシー到着。

ドライバーさんは空港に迎えに来てくれたおじちゃんでした。(学校と提携してるタクシー会社を使用したため)


荷物をトランクに入れ、自己紹介はじめたおじちゃん。

「私覚えてるよ!」というと、「おう!あの時のハッピーガールだね!?」


ほんとに覚えてたかどうかは定かではありませんが、

学校はどう?ルームメートはどう?といろいろ聞いてくれる。


税金がものすごく高かったの!

EU以外の国からは仕方がないことなんだよ、

服なんてなんでこっちで買わないの?

こっちの服大きいから、、

「・・・・」


ドライバーさんは日本語を少し勉強しているんだ!という。

聞けば、いとこの奥様は日本人で、マルタでツアリストをしているそう。

もう10年くらいマルタにいて、彼女のイングリッシュはとても上手なんだ!



えなり気分がいつの間にか吹き飛んで、これも一つのお勉強、と思い、荷物を少し整理したあと、午後のクラスに向かいました。


※午後のクラス中、きみこさんから4つめの箱の伝票を受け取る。

そこには、「この荷物を買ったときのレシートか、価値がないことを証明しなさい」と書いてあり、いくら払えとは書いていない。どうやら、"服""身の回りのもの"と書いた3つの箱とは違って、4つ目はこっちで旅行するときに使いたい小さいスーツケースにバックいくつか入れて"バック""スーツケース"と書いたからかもしれない。(そのため、いま私はオールウェイズリュックサックガールであります)


交渉の余地あり?!

乞うご期待!!


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