moon2tさんのブログ -18ページ目
去年の2月に観に行ったオーファンズがまた再演するとのことで観に行った。と、言っても演出家もキャストも違う。
けれど違うと分かっているけれどやっぱり3人に逢いたかった。

当日券買う予定だったけどチケット譲っていただける方がいたのでそちらで観劇。ありがとうございます。
キャストは今回、誰ひとり知らない。
(ちなみに前回観た時は1人しか知らなかったんだけど~笑アレレ( ̄∇ ̄*)ゞ今?アレ?おかしいな?笑)



薄暗い舞台の上で小さめなブラウン管TVが漏れる光と音。鋭いくらい赤いヒールを抱える男。
あ。
フイリップだ。
そう。
フイリップ!
でもね。
ちょっとね。
落ち着かないていうか、挙動不審ていうか、視線の送り方というか、雰囲気が前回のフイリップとなんだか違う。

前回はね、部屋に軽く幽閉されているというか、扉は知ってるけど、開け方も知ってるけど、開けるという行動を知らない無垢な青年。社会と断絶されている世界があたりまえの世界で生きている。

今回はね、同じは同じなんだけどそこに、ひと癖スパイスがある感じ。なんだろ。視線の動き、身体の動き。ちょっと普通と少し違う雰囲気?
パンフレット見て合点がいった。このフイリップは発達にナンがあるという設定らしい。四文字の言葉で2ヶ所も書いてあった。
えー。えー?そういう解釈?えーー!
そういう解釈も有りかも知れないけど、びっくり。



トリートが家に帰って来た。誰かに追われているかのように息を荒げて扉を乱暴に閉める。窓から誰かが着けてきていないか何度も確認して、ひとつ息を吐き出す。そしてクルリと部屋に向き直る。
「フイリップっ!フイリップっ!どこに居るんだ!フイリップ!かくれんぼはおしまいだ!フイリップっ!居るんだろ!」
そうそうそう!
そういう登場!
怯えた感じからの暴君になる感じ。

お?
トリート!前に比べて背がデカい。なんか色気がある。
役者さんの年齢も前の2人より年上かしらん?ストリートキッドていうにはちょっと年上かしらん。ある意味デッドエンドキッド。
2人とも背が大きいなぁ。ドタバタと鬼ごっこも迫力あるなぁ。調度品も少しお洒落。



「もしもぉっ 僕のぉ背中ぁーっ 羽根がぁ生えていたらーっ」
酔いどれ男を引き連れて真夜中、トリートが帰ってくる。
仕立ての良いスーツを着た上機嫌な酔っぱらいの男。それがハロルド。

私は前回、ハロルドを観に行った。
トリートが連れ帰った男。

あ れ ?
和 也?
いや。違う。出てないし。

予想外(失礼すみませんm(_ _;)m)に唄の上手い人物。口髭のへべれけ酔っぱらい紳士。
なになに?!スゴい似てるんですけど?!
それだけ2人のハロルドはハロルドに近づけて演技をしているのか?ヤバい。
(でもね。和也の方がやっぱり、唄上手い。贔屓目? …唄上手い。 小声wすいません)


3人。登場人物揃いました。


同じストーリー。同じ登場人物。
でもね。やっぱり微妙に微妙に違うんだよなぁ。
同じなんだけどなんだか微妙に違う。
ふとした拍子になんだか違う。

翻訳者、演出家、舞台装置、演者、観客、空気。

でもそこに流れる物語は同じ。
ちょっと観る観える角度が違う感じ?


例えばスーツを新しく新調して帰って来たとき。
隠していた感情がステップとして思わず出てしまう感じの足どり。
喜びが前面に出てスキップして帰ってくる足どり。

例えば破られた地図をかき集めるシーン。
悲しそうにグシャグシャに破り捨てられた地図を拾い集めながら、丸まった紙を大切に伸ばしながら拾い集めてた。
少しぴりぴりしながら拾い集めた破片をまた奪われ捨てられないように紙をさらに固く握りこぶしの中で握り締めていた。


優しく2人を見つめ、諭す視線。
優しい瞳と大きな手はフイリップを包むように。
優しい瞳と大きな擁護はトリートに道を示す。
2人のハロルドはこの芯に揺るぎがない。大きな愛。やっと見つけた俺のデッドエンドキッズ。大切な家族。



フイリップが外の世界でたおってきた1本のピンクのガーベラ。
フイリップが外の世界でたおってきた白い小さな小花の束。

街灯に灯るひとつひとつの太陽のように同じカマックストリートで、陽の当たる角度を変えて違うカマックストリートの舞台が私の目の前で繰り広げられていた。


前回の家族。
今回の家族。

同じ家族で違う家族。
でも好きだよ。デッドエンドキッド
でも好きだよ。デッドエンドキッズ



私、この舞台。やっぱり好きだなぁ。

「僕ね、眠れない時、ときどき暗いうちに起き出してこの窓からね、太陽が昇るのを待つんだ。太陽は大通りを渡って行って夜がくる。夜になると奇蹟が起こるんだ!太陽が沈んで街灯のひとつひとつに『パッ!パッ!』。一斉にあかりが灯るんだ。。街灯のひとつひとつに小さな太陽が昇るんだよ。魔法だよ!トリートにも言ったんだ。そしたら…『ただの電気だよ』って…」
「いや。それは魔法だ。」
「そぉ思う?」
「ああ。」

カマックストリート6040番地の小さな奇蹟。



ヤバい笑。
こんなん科白書いてると、また終われなくなるwwwオーファンズ沼地へはまっちゃうwww
強制終了!はい終わり!









リーディング終了後、ディスカッション。
2日しかないリーディング。ディスカッションも2日間。
壇上には司会、演出家、演者、奏者。1日目はそれに翻訳家。

舞台に椅子とペットボトルがセッティングされ壇上に出てくる。
「岡本さんは準備が出来次第で…」
と言われ… た途端、急ぎ足で岡本さん登場。

いつものように肌心地の良さそうな長袖T(萌え袖T)は襟ぐりはタルタルから覗くタンクトップ。いつもぉーの岡本スタイル?

黒の(2日目、茶)ハンドタオルを握り締め、たまに汗を拭う。お疲れさま。
足元のペットボトルはストロー差し込み型のペットだけど、キャップごと外してゴクゴク。お疲れさま。
リーディングとは言えない体当たりの舞台。お疲れさま。



さて、ディスカッション。
 
今回のリーディングは本編の3分の1であるとのこと。(でも実際の本舞台とは違うものとなるらしい)
リーディングは登場人物を父と息子に焦点絞って戯曲を再構成。
本編では岡本氏は父親のみを演じるという。
「父しか演らないです。演れないです。あてがわれてないですw演れと言われたら演るけどそれは決まっていますからww」

このリーディングをするにあたって最初は全部の役を読んだ(リーディングした)という。
判事から親戚のおばあちゃんおじちゃん全て。そして息子を、女性を今回読んだということでいろんな発見もあったという。


「朗読劇と言われると普通、かしこまって『…に、あった。…しなければなかった。』こんな風にやるのか聞いたら『いや。そんな風にしなくていいです』言うから、『普通の朗読劇にない衝撃的なリーディングにして』とお願いしたらこういう感じに。あと、音楽もついてた。稽古やりながらどんどん曲が生まれていく感じ。楽しかった。」

今回のリーディングはスペシャルバージョン。
リーディングでしか、息子を演じる姿を観ることはできない。たぶん、エレキ弾く姿も?
はじめは、アコギを持ち込んでためし弾いていたんだそう。そしたら、だんだんとエレキ笑。


父と息子以外の人の科白を録音されたものを流してリーディングという名の舞台を成立させている。ギター持って来てよ言われたのでいろんなギターを楽屋に持って行ったらギター奏者の人がエレキ弾きなよ。って。セッションしてて。で、だんだんとこんなカタチになったそうで。

「本編では観られない。貴重な。 健ちゃん、本編でも弾きなよ。ww 」←みたいなこと言ってたこの人もたぶん健一っちゃんにメロメロなんだろうなww



下書きしてて放置してたのをちょこっと書き足したりしてアップ。


来年!3月!是非!本編「岸 リトラル」を!←回し者かww


そして3月まで毎月何故かトラム通いをしそうな勢いの観劇予定となっていて。←トラムの回し者か!ww
ミラクル!

私にとって初観の日。その公演後にパンフレット買おうと思って開場の時も休憩の時もパンフレットは買わなかった。(いつもなら買うのに)
公演終了後「本日のパンフレットは売り切れです!」との声。

訊いてみたら、今日予想外に売れて持ってきた分全て売れてしまったとのこと。でも他の日の公演ではパンフレット売りますとのこと。横ではリピーターチケットが売っている。
(パンフレットは欲しいけどそれだけ買いにここまでくるのはなぁ。)
千秋楽のチケット購入。



台風迫る日曜日、千秋楽。劇場に。
入ってすぐパンフレット買わなきゃ!!

売り場に[  完売  ]との紙。

おぅーのぅー(ToT)!なぁぜ?

来た早々すでに売り切れ?

横目に売り場のその紙を見ながら御手洗い行ってからの観劇。

(ぇ。その日分はそれぞれあるって聞いたのにいつ売り切れたんだろう。。)

休憩になったらアナウンス流れた。

『売り場にてパンフレットを…』

(え?
売ってるの?さっき[  完売  ]って紙見たのに?入荷?)


確認のため売り場行ったらやっぱり[  完売  ]の紙が貼られている。でも見本誌ならあるかも?見本誌でも見れればいいや。見本誌も飾られていないけど念のために訊いてみた。


売り場のお兄さんに「見本ってないんですか?」「見本誌。ないんです。」

尋ねていたらおねいさんがやって来た。
「どうしたんですか?」
「パンフレットってもうないんですよね。前、来たときパンフレット売り切れで『他の日にはちゃんとあります』言われたからチケット買って、今日、観にきたんです」
「開場の時はあったんですけど途中で売り切れちゃったんです」
「あー。そうなんですね。」
「本当にすいません」



(なんだ。パンフレットあるって聞いたのになぁ。まぁいいや。去年のパンフレット、家帰ったらもう1回見よう。ちくしょ。)

と、思いながら2部を観劇。千秋楽。

あー。終わっちゃったなぁ。と、余韻に耽っていたらまたアナウンス、
「売り場にてパンフレット…」

(んーもう!さっき完売だって言ってたじゃない!何回も売っているようなアナウンスしないでよー!)と思いながら席を立ったら、売っている。売ってた!


(マジか(;`・ω・)ノ?!
うひー。すぐ買わなきゃ!)


「さっきはすいません。確認したら少し出てきたんです」
「うわぁ、本当ですか。ありがとうございます!」

ミラクルミラクル!


でもこれってきっとスタッフ分とかだったんじゃない?私が「ないんですか?」って尋ねてたから、奥から出してきたんじゃ?だけど危なかった!ラスト2冊目だった。


今回、2回観劇したんだけど「オーファンズ」って演目、売れ行きあんまりよくなかったのか、当日券でもB列ど真ん中中央、実質5列目だった。( ̄▽ ̄;)ヤバい売れてない?それとも関係者席?

去年は全18公演(別キャスト、別演出家)。
今回、全8公演。
この演目って観た人がリピーター、拡散者となってジワリジワリ動員数が増える舞台だと思う。だからこの短い公演数は、惜しいな。
実際、去年もジワリ系でお客さん増えたという。

でも濃厚な舞台で、次回もあったらまた(まだ笑)観に行きたい!



大好き💕オーファンズ💕



取り急ぎミラクルを書いてみた。
スタッフさん。パンフレットありがとうございました。