えと。ここで終わっていました。再開。
厳かな音楽に合わせてくるくると相手を替えて舞踏会は華やかに進む。
そして2人は出逢う。
2人の周りの時空が一瞬が変わる。目と目がふれあう。くちびるを。だめ。紙一重で反らす顔。反らされたくちびるは空を切る。
つと手首を掴み、広間から大股で連れ出す。
この動きは生徒?ロミオ?
広間から出て片隅に腰を下ろす。背中合わせで床に下ろした手と手が優しく並ぶ。
「もしこのいやしい手が聖なる御身を汚すならそっと口づけして手荒な手の跡を清めよう。」
「優しい巡礼さま。そうおっしゃってはあなたの手がかわいそう。聖者の手は巡礼の手が触れるため。手のひらの触れ合いは巡礼たちの口づけ。」
「聖者にも巡礼にも唇があるのか?」
「ええ、巡礼さま。お祈りを唱える唇なら。」「愛しい聖者。では手がすることを唇にも。信仰が絶望に変わりませんように」「聖者の胸は動きませぬ。祈りを許しても。」
「 」「 」
「あなたの唇のおかげでこの唇の罪は清められました」
「ではその罪は私の唇に移ってしましたのね」
「私の唇から罪を?なんて優しいお咎め。ではもう一度罪をお返しください」
(↑の科白たちは本から抜粋)
揃えた手は重なり、優しく口づけを交わす。
初め↑観た時は(うひょー(/ω\*)なんだ?)思ったけど、これは儀式。
なんの?
生徒としての立場なら、物語を粛々と進めるための儀式。
物語の人物としての立場なら、それぞれの品位を落とさないための儀式。
この時全ての彼らは恋に落ちたのであろうか?
触れると壊れそうな優しい口づけ。存在を確かめるようにそっと口づける。
「お嬢様っ!コイツはモンタギュー!俺たちの敵だ!」
静寂は破られる。
「お嬢様、お母様がお話しがあるそうです」
「お母様とはどなたです?」
「あら?お若い方。お母様とはこの屋敷の奥様」
「ちょっとばあや、あの方はどなた?」
「存じません」
「お名前を伺ってきて。…もし結婚なさっていればお墓が私の新床になるかもしれない」
「名前はロミオ。モンタギューの、憎い敵の1人息子ですよ!」
「私の1つの恋が1つの憎しみから生まれたとは!知らずに会ったのは早すぎ、知った時には手遅れ。」
2人はお互いの名前を知る。
2人はお互い存在を知る。
生徒はお互い存在を再確認した。
場面は変わりバルコニーのシーン。
ロミオの独白から。
「あの窓をさしそめる光は何?向こうは東、とすればジュリエットは太陽。ねたみ深い月の光は消してしまえ」
生徒2は講堂の奥の天井から垂れ下がる幕の後ろに一旦消え、幕の後ろで梯子を立て掛け高窓から外を見やるシーンを再現してみせる。
ため息ひとつ。「あぁロミオ。」
「何か言ってるぞ。いや何も言ってない。あの目がものを言ってる。見ろ!小首をかしげ、頬を片手であてる。」
その科白を聞いて梯子の上から(んん?小首?頬?こ、こうか?)と動作をしてみせる生徒2。
「あの手を包む手袋になりたい。そうすればあの頬にふれられる」
「どうしてあなたはロミオなの?」
ここは有名な定番シーン。
「屋敷の周りには高い塀。どうやってここに?私の身内に見つかれば」
「恋はできることはなんだって乗り越えられる。キミの身内に邪魔はされない」
「見つけたらあなたを殺すわ」
「何十本の剣よりキミの瞳の方が怖い」
こうして真夜中のお芝居は毎夜読み進められ、毎夜、夜を迎える。そして今宵もまた。
「これから身を横たえ眠りに着きます。」
ちょっと話、前進した?
だいぶ本のチカラ借りた。笑。
これからも借りる。笑。
次のシーンがたぶん1番書きたいシーン。テンポアップして書いていきたいのだよ。トラムだから映えた、と思うシーン。
ちょっと思い出すために止めます。
思い出した!書きたいシーンはまだまだ先だった笑。
