頭痛と自転車 | サイタマ無頼

サイタマ無頼

【中年サラリーマンの週末自転車モノローグ】

土曜日に私が自転車に「乗らない」場合、たいてい理由は次の2つのうちいずれかだ。

① 天候・気候が悪い

② 頭痛


…ちなみに、‘二日酔い’は、よほど酷くない限り理由に含みません。(笑)



十代の頃からすでに頭痛持ちだった私にとって、②の理由はやはり深刻。

じつは今も月に2回程度の割合で、週末の朝から頭痛に見舞われている。


私の頭痛はどうやら首肩周辺のダメージに起因するらしく、前傾の強い自転車に乗るとタイヤが拾う路面の振動にあわせズキンズキンと痛みが増幅する。

通常は市販の鎮痛剤で抑えがきくのだが、走行中に発症した場合は薬が効き始めるまで、まるで走り出すことができなくなる。

無理すれば、決まって胃液と水の嘔吐に行き着く。



ところで、

週末もさることながら、このところにわかに、ウィークデイに起こる頭痛の頻度が高くなってきた。

具体的には、ここ2~3ヶ月の間ずっと、週3回程度バファリンを飲み続けている。


このため本日、休暇を利用して専門の「頭痛外来」の医院にかかってきた。

初めて診てもらうのだが、これで長年の苦痛に何らかの手が打てれるならそれに越したことはない。


診察は本格的なもので、頭部のCTまで撮って検査をしてくれた。

結果は、緊張型頭痛と偏頭痛の両方、との所見。(苦笑)

主に肩口から後頭部の筋肉・血管の収縮と、それを取り囲む神経の作用によるものだそうだ。


もちろん、一口に筋肉・血管の収縮といっても細かな部位や発生の原因によって対処は異なるので、今回は症状の出方にあわせた飲み薬を処方し、まず効果を見ることとなった次第。



さて。

翻って、自転車に目を戻すと…


まず、ロードバイクの前傾が強いのは当たり前。

そしてパスハント用の自転車も、なぜかサドルより4~5センチ低い場所にハンドルが位置している。


つまり。

私は患部に負担のかからない自転車を持っていないというコトになる…。


趣味生活が治療に逆行するとなると、それはそれでじつに悩ましい。

結局のところ、

「前傾緩くして長距離を快走でき、峠も越えられるバイク」でもあれば、問題は解決に一歩近づくのだろう。

が、そんなに都合のいい自転車などそうそうあるとも思えない。

(「知らないだけ」ならむしろ都合がヨロシイのだが。。)


自転車乗りで頭痛持ちというジレンマ。

キモチイイとマジキツイの相克。


…こんな私に、はたして福音はもたらされるのだろうか?(笑)




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