ツール.ド.草津に参加してきた。
スタート会場はこの熱気。
折からの自転車ブームをうけ、今年は参加エントリーが3,200名を数えたそうだ。
・・しかし、天候は昨夜から続く小雨。
気温は0度近く、標高の高いコース上はマイナスとなっていた。
会場はのっけからとにかく寒い。
すこぶる、寒い。。
会場の熱気と肌を刺す空気の温度は、どうやら関係ないらしい。
スタート待ちでおよそ1時間。
身体は芯まで冷え切り、手足指先の感覚もすっかり鈍麻したが、いま此処にいるだけで楽しい。
大集団が動き出す直前の、この高揚感。
日常を忘れさせてくれる。
なるほど、イベントには参加してみるものだ。(笑)
白根山頂付近が悪天候のため、本日はコースを短縮して開催の運びとなった。
それでもゴール地点は濃霧に包まれており、このとおり視界も悪い。
眺望は当然ゼロだ。
コース短縮もやむない判断だと頷ける。
肝心の競技のほうは、短くなったコースを一気呵成に駆け上がる流れになっていた。
出走者は誰彼なくとんでもないペースで飛ばしている。
結局私も・・この流れに呑み込まれ、明らかなオーバーペースで悶絶するハメになった。
ゴール地点ではもう完全に意識朦朧。
味覚がスッとんでしまって、ボトルの水が冷たいかどうかも判らなくなっていた。(笑)
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さて、今回の競技結果が速かったか遅かったかについては、正直どうでもいい。
私の場合、次回自分のタイムが縮まっていることに意味がある。
次はぜひ、ロングライド系のイベントにも出てみたい。
このキツい状況下のヒルクラでも十分楽しかった訳で。
景色の優れたコースを延々と走り続けるなんて、想像するだけで気持ちがワクワクするのですよ。
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