ロウバイを見に | サイタマ無頼

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【中年サラリーマンの週末自転車モノローグ】


二十七夜の朧月


一年でいちばん寒い時期とはいえ、快晴の陽射しに恵まれれば、この茶処の丘陵地帯は軽い運動で汗ばむ程にほの温まる。


梅林山全徳寺。

所沢市の観光百選にも紹介されるロウバイは、しんと冷えた空気の中に甘やかな香を放ち、いち早い春の季節感を醸していた。




二十七夜の朧月


ロウバイは花弁の透明感が蝋細工のように見えることからその名が付いたそうな。

ほころびかけの蕾もまた好し。

今日ばかりはいつもの缶コーヒーでなく、サーモボトルに熱い日本茶を淹れてくればよかった。

満開まであと一歩、再び訪れるしみができた。





二十七夜の朧月


クロスバイクのポジション再調整は、ハンドルを下げた位置でのフィッティングがやっとキマった感じだ。

サドルがやや前下がりに見えるが、サドル自体の後端が跳ね上がっている形状なので、自分的には案外これ位でちょうどイイ。

地味なtipsだが、これはこれでちょっとした収穫だ。(笑)



天気次第で日中でも気温10度を下回るこの時期は、自転車でのエクササイズをつい避けてしまいがちになる。

自身の怠惰を責めたくもなるが、まあここは無理をせず、適度に距離感をとりながら趣味に向き合うのもきっとアリだろう。

・・・そう、ウィークデイのストレッチとランニングをこつこつ続けて、春先に脚が回るようにしておければ上出来だ。


ショートパンツのはける季節が、じつに待ち遠しい。(笑)