スリランカといえば、アーユルヴェーダやバワ建築のリゾートホテルに宿泊するというツアーが多く、それを目的とした旅も多いです。
スリランカには、ジェフリーバワという建築家が設計したホテルが多くあります。
バワは2003年に逝去していますが、彼が残した建築における作品には、影響を受けている建築家も多いのかもしれません。
私は建築家ではありませんが、風水や家相の出張に行く際に、建築士の方と打ち合わせをすることも多く、企業案件においては必ず打ち合わせがあります。
風水師の中には、建築士の資格も持っている方もいますし、風水においては関わることが多い分野です。
旅行に行って宿泊し、ゆっくりしていると、つい間取りや外部環境をみてしまいます。
そのバワ建築と言われる、ジェフリーバワが設計したホテルは、風水や家相の域を越えた新たな視点、またそれらの定義を根底から覆すような原理に新たな気づきがあります。
今回の写真はすべて、ヘリタンスカンダラマというホテルの写真ですが、バワ建築の中で人気のホテルです。
シーギリヤやダンブッラ石窟寺院などの世界遺産が近くにあることことから、リトリートだけではなく、観光にもよいということもあるでしょう。
何と言っても、自然の中に溶け込むような壮大な建物は、ホテル自体が観光地と言ってもよいのかもしれません。
通路には壁や窓ガラスなどはなく、すぐ横には木々や大きな岩、猿が来ることもあります。
光、雨
すべてが身近にある
お部屋のテラスには、鳥や猿がよく遊びにきますね。
窓を開けたままにしていると、入ってきてしまうので、窓を閉めるように書かれています。
そのくらい身近に動物たちがいます。
ホテル内のカフェにも窓がないので、木々や山々が身近に感じられ、自然の氣がホテル内に巡っている。
やっぱり、そこにいるだけで...
癒されます。
カンダラマホテルには、3つのプールがありますが、それもまた開放的で圧巻です。
中央にあるインフィニティープールは、泳いでいると、カンダラマ湖とプールの境界線が不明確で、続いているように見えます。
バワ建築のすべては、この境界線というのがテーマなのでしょうか。
建物の内と外
自然と人工
境界を曖昧にするような、陰陽を統合するような設計が特徴的です。
内観、自己統合をテーマとしている人には、最適のリトリート環境だと思います。
日本では、気候、建築基準法など、様々な観点から、このような建築をそのまま再現することは難しく、スリランカの風土、精神があってこそ、再現できる環境だと言えます。
自然と融合
カンダラマホテルは、ジェフリーバワの晩年期における集大成のような作品のひとつです。
この付近は風の抜けがよく、陽氣も満ち、氣の流れがよいことから、明るい意識への変容にも繋がります。
晴れた時には、インフィニティープールからシーギリヤロックが見え、御神体のような存在になっています。
この氣の恵みは、それも背景にあるからでしょう。
朝晩の食事はバイキング形式で、豊富なフルーツやフルーツジュースが美味しく、とにかく種類が豊富で、それもまた楽しみのひとつですね♪
観光含め、リトリートとしても愉しめる
バワ建築のホテルです。
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