ミッドエイジクライシスは
40代~50代の
人生の折り返し地点で、
行き先を見渡した時に起こる
葛藤や不安が引き起こす
危機的状況のこと。
「第2の思春期」
なんて言い方もありますね。
家庭や仕事の
ストレスも高まる年代。
更年期的身体の衰えや
ホルモンバランスの変化も
関係するとの、説もある。
中年の危機は容赦なく
折り返しが
過ぎたことに気づいたとき
(サインの数え16度が折れるように)
「来た道」と
「行く道」について
なにかをきっかけにして
クローズアップされることが起こり
それまで
隠れていた問題が噴出したり
焦り、不安、葛藤などから
負の連鎖が始まってしまう
そんな時期。
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私の場合は。
結婚・出産・子育て
節約生活とマイホーム購入
みたいな
目の前のやるべきことに
バタバタとしていた時期を過ぎ
家庭やパート仕事が
良くも悪くも
安定し始めたころで。
脱毛や頚椎症など
身体的な不調が
立て続けに起こり
ふと、
「このままで人生終わっていいの?」
と感じたことが
始まりだったように思います。
それ自体は
本来喜ぶべき
気づきだったはずですが。
そういった曲がり角では
元々弱いところが、
出てしまうんですね。
私の場合は、
幼少期の歪な家庭で抱えた
色んな葛藤やトラウマを
抑えつけたまま生きていたので
新しい人生を求めて
出て行った場所で
対人関係がこじれて
最後には、うつ病を
発症してしまいました。
そこから這い上がるために
たくさんの学びを
体験をしましたが
一番、端的に
役に立ったのが占星術です。
ホロスコープには、
自分の内面の成り立ちや
心や行動のシクミが
見える化されて
表現されていました。
その時
どんなふうに
天の星回りが
自分の星を
刺激していたのかも、
後でわかりました。
(あれじゃあ仕方ないなと、今は思う)
内面のシクミが
一目瞭然のホロスコープ
その時の自分に
まず助けになったのは、
他人への理解度が高まった
ことかもしれません。
「なぜ、そんなことするの?」
「ひどい!許せない!」
というグルグルの苦しみから
抜け出すのに、
ホロスコープはとても役立ちました。
その人の価値観が良くわかるからです。
それまで
正義は私にある!と思ってましたが。
「そういう価値観とか
優先順位ってあるの?」
「だから、あんなことしたんだ」
「それじゃあ、私のこと認めないよね」
星の俯瞰した視点から、
その人特有の価値観や
シクミがあることに納得できたので
グルグルしてても
無駄だと心底気づき
矛先を収めることができました。
誤解されたと
ずっと気に病んだり
理不尽なことについて
恨み続けるのは
本当に苦しいものです。
そのヒトにはその人の
正義や理屈やシクミがある。
自分にだって
自分の正義や理屈やシクミがある。
これは、
よく言われているし
アタマでは
わかると思うんだけど。
実感として受け入れることは、
なかなか難しいかもと思います。
でも、
ホロスコープ観たら、
一目瞭然で、わかった!
全方位性の俯瞰力をゲットする
善いも悪いもなく
根本的に
成り立ちが違うことがわかり
「あの人の世界ではそうなのだな」
「あの人はそう感じるんだな」と
肚落ちしてしまうのです。
常識や文化の違う国の人が
失礼な作法をしても
腹が立たないのと、同じです。
それがわかって
はじめて怒りや恨みという、
自分を傷つける感情を手放せました。
合わない人とは距離を持つ、
ということも
できるようになりました。
(文化違いを観察するウォッチャー楽しい )
占星術は、
「自分」の理解も
深く深く進みますが、
広く他者を理解することにも役立ちます。
宇宙からの高い視点と、
12サインが示す
360度全方位からの
俯瞰力がつくからです。
だから、
本当の意味での「嫌いな人」
というのは、
できなくなってしまいます。
そしてみんな違うことがわかると、
「自分」という
唯一無二の個性についても、
ハッキリとわかるようになります。
ミッドエイジクライシスを表わす、
だれもにやってくる
星まわりのタイミングについて
書こうと思って
はじめたのに、時間切れ。(笑)
誰もにやってくる
②ミッドエイジクライシスの星回り
に、続きます。
この時期起こる危機は、
ほんとうの自分を生きるための
再生の機会だということも。
*23日満月の日は、
👇リアル瞑想会@吉祥寺お待ちしています。