ベテラン占い師のお友だちのブログで、
この言葉を聞いて、わろーた。
「占星術原理主義」。

    ***

さくらさんのブログより

「宗教とか、宗教でなくても誰かの信者になったことはないよね~」
と友達と話していたのですが、途中からふと気づきました。
私は西洋占星術原理主義だったということに。


「星座で決めつけるのはよくない」
決めつける、とかではなくて本当にそうなんだも~ん


       ***

そうなんです!

決めつける、とかではなくて、
本当にそうなんだも~ん。(笑)

誤解を恐れずに言えば、占星術は「占い」ではありません。
・・と、私は思う。
当たるも八卦当たらぬも八卦の「占い」「卦」ではなくて、
気象予報士が読む天気図とか、
経済アナリストの株価予想とか、
そういうものと、似ている。
つーか、それよりかなり精度高いし。(笑)

「占い」をするときには、
現実の事象について具体的な答えを求められるし、
かつYES・NOで答えなければならないこともあるので、
「当たる」「当たらない」という評価になってしまうだけで、
その問題の根底にあることや、
どうしてそういう問題を今、抱えることになったかという原点は、
すべてホロスコープに描いてあるし、解決の糸口も見えてくる。
ネイタルホロスコープは、個人情報の宝地図なのである。

忘れてしまって生まれてくるけど、
その地図は、生まれる前に自分で描いてきたのです。

「では、運命はきまっているのですか?」
と必ず聞いてくる方もいらっしゃるが、もちろんそうではない。
「あらかじめ決定された、運命」があるのではなく、
「良い悪い」「成功失敗」に分化される以前の、「情報」があるだけ。

例えばDNA情報に似ているかもしれない。
才能のようなポジティブ情報や、
病気の可能性などネガティブ情報も入っている。
でも、どのDNAが活性化・顕在化するかは、わからない。
そして良いも悪いも顕在化するときには、
それ以外の膨大な外部要因と関わり合う。
材料を使って人生を作り上げるのは、やはり本人の意志の力。

ホロスコープにある情報は、
自分が持っている素材、それを使うと良い場所、
使い方の難易度などが、示してあると言えばいいのか、。
とにかく、その人の持つ型や材料は確かにあって、
それをどう使うかはその人次第。
安易に流されるとこうだよ、がんばるとこういう可能性もあるよ、
という説教込みの、ありがたい宝地図なのである。

人間は古来から、
星や宇宙にはなにか
「大いなるシステム」があることを
直観的にとらえて、
それを現実に生かすために、
工夫と研究を重ねてきた、それが占星術。

人間理解のツールとしてかなり優秀で、
知っていると恩恵ありありなのですよ。

このシステムを知るメリットは、
360度全方位的視点を手に入れること。
鳥の視点で俯瞰して、世界をぐるりと見ることができる。

これをしっかり認識する前は、
わたしは障子の穴から「世界」を見ていたのだな、などと思うのですよ。

    ***

先日、中級講座の「相性」を勉強するクラスで、
コンポジットの例として、生徒さん5人の合成チャートを作ったのです。
が!

「コンポジット」とは、複数の人間のホロスコープを足して割って、
そのグループ全体を「個人」とみなして作ったネイタルホロスコープ。

生徒さん全員を混ぜたコンポジットチャートの太陽の度数は、
私の太陽の度数と、ピッタリ同じだったのです。
加えて小惑星キロンも、私の土星と同じ度数でした。

太陽は、「理想や目標」を表します。
私と生徒さん達の目標は、同じところにあるということ。
「占星術を使って、幸せになる」目標です。
キロンは、半神半獣のケンタウロス族の神様で、
傷と癒しの星と言われ、占星術と射手座の象意でもあります。
そして、土星は「先生」を表すのです。

占星術原理主義者には、
こんな不思議な符合も、結構頻繁に起こるのです。

ぜひ一緒に学びましょう~。
初級講座はこちらから。


■三知花の西洋占星術&インナーヒーリング■



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西洋占星術とインナーヒーリング 
合田三知花の月と太陽のセラピー

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