ノーベル賞は来年に | ダンス・ダンス・ダンス

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『音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ』

〜村上春樹〜『ダンス・ダンス・ダンス』より

今年も、村上春樹のノーベル文学賞は持ち越しになった。

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このブログのタイトル、『ダンス・ダンス・ダンス』は村上春樹の作品名だし、

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第一、これまで村上春樹の作品は、ほぼ全て読んできた。大体、鞄の中に村上春樹の文庫本と他の読みかけの本を入れて、外出することが多いけど、実は代表作と言われてる『ノルウェーの森』はあまり好きではない。読み終わった後の、どうしようもない気分が耐えられないからだ。
一番好きな小説は決められないけど、一番印象に残った作品はある。『ねじまき鳥クロニクル』だ。全三部でとにかく長いし、色んなところに話が飛んでいくストーリー構成は、なんとなくデビット・リンチの『ツイン・ピークス』を連想しなくもない。

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そして、この作品が特に印象深い理由は、この作品を読んでいる時、主人公の葛藤が、まさに自分自身の葛藤と重なっていたからだ。当時、僕は妻と離婚するかどうか、何ヶ月も悩んでいた。そして、この作品の主人公に、ひどく共感を覚えていた。まさしく同じ経験に思えた。
そして考えても答えがでない自分は、この小説を読むことで現実から逃げていた感じもする。おそらく想像される主人公の結論とは別に、僕は価値観の相違を理由に別れを選んだ。もう4年くらい前の話だ。

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現代の日本に生きる人間として、作品を愛読する一人のファンとして、いつか村上春樹にはノーベル文学賞をとって欲しいと思う。そして、モンブランから限定の『村上春樹』モデルの万年筆が発売されて、それを購入し、その万年筆でサインするに相応しい人間になることが自分の目標だ。

人を愛する事は難しいし、同じように愛される事はもっと難しい。ずっと愛し合う事なら、尚更だ。でも、諦めたら全てが終わってしまいそうな気がする。
そんな事を考えながら、夜は更けていくのでした。。。