
このブログのタイトル、『ダンス・ダンス・ダンス』は村上春樹の作品名だし、

第一、これまで村上春樹の作品は、ほぼ全て読んできた。大体、鞄の中に村上春樹の文庫本と他の読みかけの本を入れて、外出することが多いけど、実は代表作と言われてる『ノルウェーの森』はあまり好きではない。読み終わった後の、どうしようもない気分が耐えられないからだ。
一番好きな小説は決められないけど、一番印象に残った作品はある。『ねじまき鳥クロニクル』だ。全三部でとにかく長いし、色んなところに話が飛んでいくストーリー構成は、なんとなくデビット・リンチの『ツイン・ピークス』を連想しなくもない。

そして、この作品が特に印象深い理由は、この作品を読んでいる時、主人公の葛藤が、まさに自分自身の葛藤と重なっていたからだ。当時、僕は妻と離婚するかどうか、何ヶ月も悩んでいた。そして、この作品の主人公に、ひどく共感を覚えていた。まさしく同じ経験に思えた。
そして考えても答えがでない自分は、この小説を読むことで現実から逃げていた感じもする。おそらく想像される主人公の結論とは別に、僕は価値観の相違を理由に別れを選んだ。もう4年くらい前の話だ。

人を愛する事は難しいし、同じように愛される事はもっと難しい。ずっと愛し合う事なら、尚更だ。でも、諦めたら全てが終わってしまいそうな気がする。
そんな事を考えながら、夜は更けていくのでした。。。