え、リアル・ビリーが居るの? ~BILLY BATと”とある俳優”の死(チョイとバレ有り) | 啖月会館MAXIMUM

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 週刊モーニング第33号(2012/07/12発売号)に掲載された『BILLY BAT』についてのお話。
 物語の本筋とは関係ない部分の話なのですが、一応ネタバレということで、気にされる方はすっ飛ばしてください。








 『北国の帝王』という映画がありまして。
 1930年代の大不況下のアメリカを舞台に、仕事を求めて列車への無賃乗車を移動手段に全米を渡り歩く放浪者(ホーボー)と、それを強硬な手段使って断固阻止しようとする鬼車掌との対決を描いた作品です。

 2012年7月12日(木)に発売された週刊モーニング2012年第33号掲載分の『BILLY BAT』の冒頭がまさに『北国の帝王』のオマージュだったわけですが、それ見た瞬間
「え?」
となった啖月。
 というのも、映画の鬼車掌を熱演したのがアーネスト・ボーグナインという俳優さんなのですが、この方、2012年7月8日(日)にお亡くなりになってまして。
 訃報が流れたのと同じ週に出演作のオマージュ話が載ったのを見れば
『なに、このタイミング。』
と思い
「え?」
ってなりますって。
(最低でもボーグナインさんが亡くなられる数日前に原稿完成してないと、印刷・製本・流通の都合上、今週号に間に合うわけないのだから。ましてネームはもっと早い時期に切られてるわけでしょうから…)
 そこに加えて、作品自体が“蝙蝠の未来予言”を巡るものですからね
「え、リアルにBILLY BAT居て、その指示で今回の話描いたの?」
って気持ちにもなりますって。
 なんか他のエピソードも、調べてみればその時その時の時世を先取りした描写があったんじゃなかろうかという気になりました。

 今号からまたしばらく、休載ということで
「ああ、8月に次の話掲載って情報があってたキートンRe:マスターの執筆に入るのね」
と思った次第。

 という事で、今回の記事終わり。



北国の帝王 [DVD]/リー・マーヴィン,アーネスト・ボーグナイン,キース・キャラダイン
パッケージ向かって右側の御仁が鬼車掌を演じた故・アーネスト・ボーグナインさん。95歳での逝去なら大往生でしょう。
そういやBILLY BATでのオマージュシーンの鬼車掌の名前がアーネストだったような…。


BILLY BAT(1) (モーニングKC)/講談社
歴史を予言する“蝙蝠”とそれに翻弄される登場人物たちを描いたジャンル分け難しい作品。
※一応サスペンスなはずなんだけど、時間遡行(?)や平行世界を仄めかしてSF要素も入ってるので。
翻弄といえば読者も作者に(ry