普段着着物の簡単着付け 2 (着物) | 【大阪】応重力整体

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大阪市港区、最寄り駅「弁天町」の整体院「応重力整体」のブログです。
「重力に負けない~」という表現が良く使われますが、「応重力整体」は重力の受け方を適正にすることで、美しく老化しにくい身体を作ります。

さて、長襦袢着たら、いよいよ着物を着てみましょう♪

 

なお、解説写真の着物が大変しわしわなのが気になると思います。

お正月に、実家で甥っ子二人(5歳と8歳)と転げまわって遊んだ後、そのまま撮ったので、何卒ご容赦くださいませ(笑)

逆にいえば、着物でも甥っ子たちをカニばさみして遊べるのですから、気楽に着てみましょう♪

1 まず、着物を羽織ります。長襦袢のときもそうですが、まずは袖を通さずに、羽織って衿の位置を合わせましょう。

衿の位置を安定させるために、洗濯ばさみで長襦袢の衿と一緒に挟んでおいてもいいです。

2 長襦袢の袂を持って、着物の袖に入れながら、手を通します。

3 一度、鏡を見ながら、衿を前に引き、背中心と裾の長さを合わせます。

くるぶしが隠れるぐらいに合わせるのが標準ですが、私は普段ちょっと短めに着ることが多いです。

4 まず、左側の身ごろ(上前)の位置を合わせます。左脚の脇に脇縫い線を合わせます。

5 右側の身ごろ(下前)を合わせます。裾は端で少し引き上げます。ここで、大きすぎる場合は下前を深く合わせて、巻き込みすぎる分は折り返します。逆に小さすぎる場合は浅めに合わせましょう。こういう調節ができるのも、着物の良いところです。

6 続いて上前を合わせます。裾の端(つま)を少し持ち上げます。5~7センチほどが標準ですが、私は少し大目に上げてます。

7 腰紐は前から当てて、後ろでクロス、前脇に持ってきて、前回の「普段着着物の簡単着付け 1」の紐の結び方で結びます。

8 脇から手を入れて、トントン。なるべくおはしょりを平らに整えます。下前のダブつきは内側上にたたみ込みます。

9 下前の衿をアンダーバストぐらいの位置でコーリンベルトに挟み、背中を回して、上前の衿に反対側のクリップを挟みます。

 

10 全体を身体に添わせるようにならします。余りは脇に流して。このまま伊達締めなしで半幅帯を締めます。

11 帯を締めたとこ♪

後ろも最後にもう一度整えましょう。

以上です。

ちなみに、この結び方は「かるた結び」といいます。私は普段もちょっとしたお出かけも、大体この結び方です。

 

これなら、腰紐とコーリンベルトだけで、後は特別な道具はいりません。いろいろ巻き付けないほうが、楽でもあります。

補正なしでも、背中の力が抜けていて、スッと丹田でまとめられていれば、帯が身体に「収まる」感じで、楽だし着崩れしません。

また、別の機会に、その話も。

 

まずは、気軽に挑戦してみてくださいませ(^^♪

 

ついでに、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらが昨年洗濯機で洗って失敗した着物です。裏地が結構浮いてしまって、縫い目の引きつれもありますが、まあ、着られます(笑)