国際結婚あるある!?旦那がウザいです。。。 | mookie-perthのブログ

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西オーストラリア、パースでの子育て、仕事、趣味、旅行などの生活をブログを通してお見せします

題名がこんなんじゃ、旦那がかわいそうって思うことでしょう。。。


しかし私も私なりに何年もの間、ずーーーーっと我慢してきたことがあります。それは・・・、


日本に帰国する際、旦那に一緒に来られるとかなりめんどくさいのです。。。これは国際結婚あるあるじゃのではないかと思っています。まぁもちろんそう思わないご夫婦もいらっしゃるので、一概にみんなそうとは言いませんが。

毎回日本に帰国するたびに、東京で1週間滞在、もしくは関西で数日滞在、と地元に帰る前に旅行を楽しんでから地元で数週間過ごす、というのが我が家の日本帰国時の旅行プランです。日本旅行に限らず、オーストラリア国内の旅行でも企画して予約するのは全て私の役目。うちの旦那はこういうの苦手です。たまには旦那にもやってもらおうとお願いすると、金額も考えず、子供達が遊びたがりそうな場所やホテル内のファシリティなども考えず、自分と私をメインで全て物事考えます。(酒が飲める場所、ワイナリーやビール工場など)子供達が楽しいわけがありません。。。
数回試みましたが、毎回上手くいかないのでもう諦めて毎回私が企画&予約をして、旅行予定を立てます。


旦那は日本語が話せません。それでも家族の一員、普段頑張ってお仕事してくれているので、たまのホリデー、一緒に過ごしたいのもわかります。でも日本に行くときだけは、どうかお願い!!せめて日本の旅行中はいいけど、どうにかこの通り!実家には来ないで頂けたりしませんでしょうか?はい。



この言葉をずーーっと言えないままもう10年以上が過ぎていました。というのも、私の地元に帰るということは、もちろん私の実家に数週間は滞在するわけです。そして子供達を日本の小学校に短期入学させて日本語の向上を図ってみたり、日本の小学校がどんなものなのかを体験させてあげたくて色々調べ上げて経験させています。子供達2人ともバイリンガルですが、とくに娘(姉)の方が日本語は堪能です。息子は会話をするとやはり外国人が頑張って日本語を話している感が満載で、いわゆるカタコトです。でも理解は出来るし、日本語の読み書きも出来ます。家での勉強と、週に1回の日本語補習校のおかけでしょうか。日本にいる間は、日本語と日本の文化にどっぷりハマって、ザ⋆日本を体験させてあげたいのです!!それから、日本のじじばばと一緒に過ごす時間を大切にし、日本語での会話を楽しんでほしいのです!!私自身もずっと英語で生活していますから、日本に帰ってきている時くらい、親と日本語を使って会話を楽しみたいのです涙ぽろり


・・・が、旦那がいると、全員日本語で話していても旦那だけが理解出来ないでつまらなそうにしてる。。。家族団らんで会話を楽しんでいると、きっと無意識なのでしょうが、声を出してでっかいあくびをして、ソファに横になり、スマホでずっと洋画を見ています。たまに話し相手がほしくなると、どーでもいいつまらない話題を子供達にふり、娘には鬱陶しがられ、その態度にブチ切れて私の両親の目の前で娘の説教を始める始末。。もう見ていてウンザリです涙ぽろり私が止めに入り、心細い気持ちがあったんだろう旦那のサポート、それからイライラしてる娘を宥め、それを見て悲しそうにしている母親を大丈夫だから心配しないで!と会話の内容を通訳して説明。私の父親は気を使って外に行ってしまうし。。。こんなはずじゃなかったのに涙 


私の両親に子供達を預けて夫婦で外出をしたい旦那。私は自分の母親と女同士気を遣わずだらだらと買い物をしたりランチをしたりと外出をしたいのですが、旦那の視線が気になって母親と二人で出かけることなんてまぁ出来やしない。食料品の買い物くらい1時間くらい出かけることはあっても、1日外出なんてことは全然できませんでした。


私の母親は65歳になりますが、今だに工場で週5日働いています。時には休日出勤もあるので週6日で働くことも珍しくありません。なので、平日は母親が帰ってくる前に家の掃除とかたずけ、夕飯を用意して待っていてあげることで、仕事から帰ってきたらすぐにお風呂に入ってみんなで乾杯できるようにしてあげていました。週末は子供達と一緒に時間を過ごしたがるので、みんなで出かけたりしました。私にとっては実家に数週間滞在させてもらっていても、家事はいつも通りしていたので、何気に忙しくしていました。


そんな私の横で旦那が1日していることといえば、朝からずーっと何か食べています。下手したら朝9時10時くらいからもう酒を飲み始めることもあり、昼すぎに昼寝をしたり、テレビを観て過ごして1日が終わります。これこそがホリデーたるもの!子供達にはもうあまり手がかからないので、私の負担もだいぶ減っているとはいえ、旦那のこのダラダラ姿を見ていると、日本に一緒に来て何が楽しんだろう?と毎回疑問に思います。こんなこと日本にいなくても出来るじゃん?
私が逆の立場なら、出来ることなら一緒に行きたくありません。義両親の家に3、4週間も滞在し、言葉もわからずただダラダラ過ごすなんて私にとっては地獄です。旦那は1日中何もしないでダラダラすることが苦ではないと前から言っていたので、それは本当なのでしょう。。。




日本にいる間、実家にいる間、旅行している間、旦那は私無しでは全く行動しません。私が久々に会う日本の友達との再会にも必ずついてきます。日本の旦那さんではあまり有り得ないですよね?オーストラリアでは、仲の良い友達に会いに行く場合、パートナーや旦那さんが一緒に行くことはなんの不思議でもありません。職場のパーティーなども夫婦で招待されることが当たり前のところもあります。その感覚のままなのでしょうが、私が友達を遊びに行く時も一緒について来られると、会話に困ります。私と友達が会話をしていると、いちいちそれを通訳して会話に入れてあげなければいけなくなるからです。友達によっては、知ってる単語を踏んだんに使い、これでもかと旦那を圧倒されるほどの勢いがある友達もいるので、そういう場合はすごく助かるのですが、きっと私の友達も気を使ってそうしてくれていたことでしょう・・・。


つまり、旦那さえ地元に一緒に来なければ、だれも気を遣うことはないのです。最初はかわいそうだな、私が好きで結婚した相手だし、私が責任もって退屈しないように助けてあげないと八分音符なんて思っていましたが、もうかれこれ10年以上経つと本音が出てきます。はっきり言って、


「めんどくせー」


私が今回一番心を痛めたのが、私の両親が気を使ってその場を離れようとしてくれたことでした。きっと○○(旦那)は、家族4人だけで過ごしたいだろうから、お母さんとお父さんはちょっと出かけてくるね!と言ってその場を離れたり、父親に関しては、日本独特な昔ながらの頑固おやじですから、婿を悪く言いたくはないだろうし、でも私を間に通さないと会話は成り立たないので、いつもおしゃべりなじじも言葉数が少なくなっていき、気を遣うことに疲れたのか、夜8時くらいにはもう寝室に行ってしまうということがとても多かったのです。


私は日本帰国して、両親に会いにきています。じじばばに孫達を会わせたくて、みんなで一緒に過ごしたくて、それを楽しみに日本に帰ってきています。息子は日本語より英語の方が強いので、旦那がいると自然と英語を話してしまいます。結果、じじ大好きな息子も言葉の壁には勝てず、じじと過ごすより旦那と英語を話す機会が多くなってしまっていました。それを見たじじは、寂しそうに微笑みながら部屋を出て行くのです。

今回の日本行きはコロナの影響もあり、3年ぶりでした。こんなに長い期間日本に帰っていなかったのも初めてでした。会っていないこの3年もの間に子供達は一気に大きくなり、娘はじじばばの身長を越し、息子もだいぶ大きくなり、サッカーが大好きなスポーツ少年になっていました。久しぶりにみんなで再会を楽しめるはずでした。しかし・・・、旦那の存在がここまでも影響すると、私の心がついて行きませんでした。毎回日本に一緒に来るたびに、気づかないフリをし続けて、でもたまに嫌になりすぎて旦那に八つ当たりをしてしまって夫婦仲が悪くなったりということも多々ありました。
理由は完全に1つ!旦那さえ来なければ、誰も気を使わないで済むのです!ただ、それを言葉にしてしまうことにすごく罪悪感があり、ずっと言えないでいました。旦那は私が機嫌が悪くなることに対し、私の直した方がいいところはこれだ!と毎回言ってきました。嫌なことを溜めて溜めて最後に爆発する、それを改善しないといけない、と私にいつも説教じみたことを言っていました。じゃぁ、溜めないで言っていいのね!?いざ思ったことを言うと、奴はトコトンどん底まで凹み、ものすごい剣幕で怒り始めます。普段の夫婦ケンカでもそうです。嫌なことを溜めないように、少しずつ不満を言い、改善していこうと試みますが、毎回ブチ切れてドアに八つ当たりしたり、漫画に出てくるキャラクターかのように毎回大袈裟に大きな体を揺さぶるようにしてリアクションを取ります。さすが西洋人です。リアクションがイチイチでかい。。


4週間の日本旅行を終え、オーストラリアのパースに帰ってきてから旦那と話し合いました。正直に話してほしいんだけど、今回の日本旅行、楽しかった?旦那にこの質問をすると、半分半分かな、と答えました。半分は、旅行に行ったり美味しい物食べたり、夫婦で出かけたりと楽しかったけど、あとは別に楽しくなかった。これが旦那の答えでした。私はこれはきちんと話す機会だと思い、思い切って話しました。あなたは半分楽しめたかもしれないけど、今回の日本で私は楽しかったと思えたのは本当に少なかった。どこにいても何をしていても、緊張というか気を遣っていて、心の底から楽しめなった。どうしてかわかる?というと、旦那は全くわからないと言いました。どんな言い方をしてもどっちにしろ傷つけてしまうことになるだろうと思っていたので、ハッキリ単刀直入に言いました。「あなたが一緒に来ると私は疲れる」と。「家族4人だけの旅行時はみんな英語で会話するからいいとして、実家に帰るときはこれからあなたは一緒に来ないでもらえるかな?」

旦那のショックな顔は想像通りでした。何もわからず、自分は迷惑なんかこれっぽっちもかけてないと思っていたようでした。旦那の言い分は、こうでした。

「お前が行きたいと言った場所(私が計画した旅行プランや泊まるホテルやレストランなど)に文句を言ったこともないし、やりたいことを全てやらせてきたし、色々手伝ってきた(←これはイマイチわからんが。何を手伝ってくれた?荷物運びか?)。それで一緒に来ると疲れるってどういうことだ!?もういい、もう日本なんかこの先もう絶対行かない!」

・・・だそうです。

実家に来ないでほしいだけで、旅行は一緒に行ってもいいんだよ?と言うと、いや、俺はもう行かない!の一点張り。あらそうですか、それならお好きにどうぞ。とだけ言っておいた。


はいはい、わかってましたよ、こうやって怒って凹むの。この会話以来、数日程凹んでいました。でもこれで私が実家に帰る時には旦那はもう来ないことになるでしょう。結婚してる以上、どんなことがあっても家族みんなで帰ることが正しいとされている日本の文化。特に田舎はそういうところがありますが、私は旦那も大事ですが、両親も大事です。私の両親はうちの旦那のことを悪く言いませんが、私は家族ですから、父と母が何を考えているか、何を感じていたかくらいわかります。次、旦那ナシで帰ったらきっともっと気楽に孫たちと私とも一緒に過ごしてくれることを願います。


旦那よ、ごめんね、でも私は家族みんなが大事。きっと国際結婚をした夫婦で同じ悩みを抱えている人は他にもかならずいるはず。。。