クードラパン３歳牝馬 関東 久保田貴士 厩舎
父:ダイワメジャー 母:ルシルク
クラス:オープン 成績:2-0-1-2 5戦2勝
2016/03/10 ＜出走情報＞
3/13(日)阪神11R フィリーズレビュー ＧⅡ［芝1,400m・18頭］54 田辺裕信 発走15:35
2016/03/09 ＜所有馬情報＞
調教内容：坂路コースで9日に時計
次走予定：今週日曜の阪神・報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)〔田辺〕
久保田貴士調教師「1週前の先週はしっかり追い切っているので、今週は坂路コースでサッと時計を出しました。1000万クラスの古馬を追いかけて併入しましたが、終い1ハロンだけ伸ばして12.5秒ですから、悪くない時計だと思います。この中間は前半はリラックスさせて終いを活かすということに取り組んできましたが、予定通り上手く調整できていると思います。ただこれが競馬でもできるかどうかはやってみなければ分からないところではありますが、今回は1400ｍなのでここ2戦に比べれば流れてくれるでしょうから、上手く抜いて走れるのではないでしょうか」
助 手 3. 9南坂稍 56.4- 39.9- 25.9- 12.5 馬なり余力
ダノンミシガン（古1000万）馬なりを0.4秒追走同入
助 手 3. 6南Ｗ良 55.8- 40.6- 12.4［7］馬なり余力
2016/03/03 ＜所有馬情報＞
調教内容：南Ｗコース2日に時計
久保田貴士調教師「昨日(水)は未勝利馬を内から追走し、先着しました。1週前なので、田辺騎手が騎乗しゴール手前からゴール過ぎまでしっかり追ってもらいました。この中間は前半フワッと行かせることを心掛けていますが、ここまでは力むことなく良い調教が出来ていると思います。逆に今回の距離短縮が心配になるぐらいですが、どういう流れになるかはやってみないと分からないですし、とにかく終いを活かす競馬に徹することだと思います」
田 辺 3. 2南Ｗ良 69.2- 52.7- 39.2- 12.7［８］末一杯追う
ライクアストン（三未勝）一杯の内を0.8秒追走0.1秒先着
助 手 2.28南Ｗ良 54.9- 39.8- 13.0［7］馬なり余力
アロヒラニ（障未勝）末強目の内を1.5秒追走同入
2016/02/24 ＜所有馬情報＞
調教内容：南Ｗコース24日に時計
調教助手「帰厩後も順調で、今日はＷコースで単走で時計を出しました。競馬では力んでしまうところが出てきたのですが、今朝の調教では前半フワッと行けましたし、雰囲気は良かったですよ」
助 手 2.24南Ｗ稍 52.5- 37.6- 12.6［9］強目に追う
助 手 2.21南Ｗ重 55.0- 39.6- 13.3［9］馬なり余力
2016/02/18 ＜所有馬情報＞
在厩場所：18日に美浦トレセンに帰厩
天栄担当者「メンタル面はそう大きく変わった印象はないですが、調教は問題なくこなせるようになっていたので、そういう点では徐々に成長しているように思います。動きに関しては坂路で13-13を行っても、前回よりも余裕を持って上がれるようになっているので、更にしっかりしてきたのではないでしょうか」
18(木)に美浦トレセンへ帰厩しています。
2016/02/12 ＜所有馬情報＞
調教内容：周回コースで軽めのキャンターと週2回は坂路コースで13-13、週1回は14-14
次走予定：3月13日の阪神・報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)〔田辺〕
天栄担当者「順調に来ています。普段はうるさいところを見せていますが、調教中は前回よりも落ち着きがあります。このところ体高がどんどん伸びていたので、馬体重は増えているものの太くはありません。ただ成長はこの辺で納まりそうですね。あとはもっと幅が出てくれば尚良くなると思います。久保田先生と打ち合わせ、阪神のフィリーズレビューを目標とすることになりました。前半はどうしても力んでしまうので、距離短縮はプラスだと思います」馬体重513㎏
2016/02/05 ＜所有馬情報＞
調教内容：周回コースで軽めのキャンターと週2回は坂路コースで13-13、週1回は14-14
天栄担当者「引き続き順調に乗り込まれています。前回に比べ精神的にも落ち着きがありますし、坂路コースでの動きも良いですね。あとは状態維持に専念するだけでいいでしょう」馬体重505㎏
2016/01/29 ＜所有馬情報＞
調教内容：周回コースで軽めのキャンターと週3回は坂路コースで14-14
天栄担当者「変わりなく順調で、先週末から坂路コースにも行き出しました。馬体に関しては問題ないのですが、課題は気性的なところだと思うので、なるべくリラックスして走れるように気を付けています。ただ調教中に急に止まったり、立ち上がったりすることは、ほとんどなくなりました」馬体重503㎏
2016/01/22 ＜所有馬情報＞
在厩場所：福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容：周回コースで軽めのキャンター
天栄担当者「特に大きな問題はないですし、馬体も順調に回復しフックラして良い感じになっているので、昨日(木)から軽く乗り出しています。少し力んでしまうところが課題だと思うので、こちらでもなるべくリラックスして走れるように取り組んでいきたいと思います」馬体重501㎏
14(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。
2016/01/13 ＜所有馬情報＞
在厩場所：美浦トレセン・14日に福島県・ノーザンファーム天栄に放牧予定
次走予定：3月12日の中山・アネモネステークスか3月13日の阪神・報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)
久保田調教師「スローペースの2番手で、今回はさほどムキにならずに進められましたし、前回と違いパンパンの良馬場でしたから、言い訳はできないですね。追い比べで負けてしまいましたし、現状ここでは少し力不足という感じがします。2勝馬とは言え、2勝目はメンバーに恵まれた感がありましたからね。ただ競馬の度に馬体重が増えてきているのは好感が持てます。まだ成長途上でまだまだ変わってくる余地は残されていると思いますし、チャンスのある限りはクラシックレース出走を狙っていきたいと思います。丈夫なのは何よりで、春先は少し無理してでも頑張ってもらいましょう。強いメンバーに揉まれて経験を積んでいけば、力も付いてくると思います。1ヶ月ぐらいの放牧を挟み、アネモネステークスかフィリーズレビューの両睨みで考えています」
2016/01/12 ＜レース結果＞
1/11(月)中山11R フェアリーＳ ＧⅢ［芝1,600m・16頭］4着［4人気］
まずまずのスタートから前に付け、道中は2番手を追走、そのまま2番手キープで4コーナーを回り、逃げ馬を追いましたが、なかなか差を詰めることが出来ず、ゴール前で後続に交わされ4着でゴールしています。
田辺裕信騎手「ポンとゲートを出て上手くスタートを切れましたし、気の良いタイプでスッと行き脚がついたので、無理に抑えるよりはと思い、２番手からレースを進めました。勝ち馬をマークしながら理想的な形で進められ、脚も溜まっていたのですが、最後の直線で差を詰めることができず、ちょっと力の差が出てしまった感じですね。前走からそれほど間隔が空いている訳ではなかったので状態は悪くなかったですし、スローペースで展開も向きましたから、勝つまではいかなくてもせめて連には絡んで欲しかったのですが・・。まだ体がしっかりしていないところがあるので、これから成長してくると思いますが、このクラスでは戦っていくためにはもっと力をつけていかないといけませんね」
久保田貴士調教師「スタートをポンと出て、道中上手く脚を溜めながらスムーズに競馬ができたんですけどね。スローの２番手で、しかも後ろがゴチャついて展開に恵まれた中でこの着順ですから、現状ではこのクラスで上位にくる馬との力の差を見せられた感じですね。調教で乗っていてトモに緩いところがあるし、まだこれから成長してくると思うので、このクラスで五分に戦っていける様に仕切り直していきたいと思います。厩舎に戻って馬の状態を見てから決めたいと思いますが、放牧を挟んで短期間に重賞を２つ使ってきましたので、この後は一旦放牧に出したいと考えています」
前走のフェアリーＳでは、絶好の勝ち展開だったのに全く伸びずに４着。
阪神ＪＦと違って良馬場だったし、何も不利な条件がなく、素直に力が足りないのを証明してしまった。
やはり久保田先生も、現状は力不足だが経験を積んで強くなる為に春は頑張ってもらうとコメントしている。
今は結果を求めず、パワーアップのみを目的に据えた。
前走後は、１ヶ月天栄に出され、そこでもしっかり乗り込み、以前よりも楽に坂路を上がれるようになったというコメントから、１歩１歩着実に成長が見えるのが嬉しいところ
背がかなり伸びてきて、あとは幅が出るだけというところは、デビュー前から変わっていない。
更に帰厩後は、６本の時計を出し、丈夫さを武器にしっかりと修練を積んできた。
直線での末脚強化を第一目標に定め、終い重点の調教に徹し、ラスト12秒台の追切も４本揃えてきたことから、完璧な調整過程を踏めてきている。
少なくとも、調教では明らかに走るタイプだ。
今回のフィリーズレビューで、内回りの距離短縮が吉と出ると予想されている方が多いが、
それよりも正直言ってまだ実力が足りないと思う。
でもハイレベルのレースを走ることにより、パワーアップに繋がってほしい
試合が一番の練習なのだから。
（もうちょっと強くなれば、メディアももっとクーちゃんの短い尻尾について騒いでくれると思うのだが……笑）