いつからか、生たまごを食べなくなった。
多分、細菌か何かの問題で、一時期、日本中で生たまご拒否があったと思う。
ほとぼり冷めて多くの人はまた生たまごを食べ始め、私の家族もすき焼きの時なんかは皆使っていたが、私は断固食べなかった。


ところが。
何十年と頑強に生たまご拒否をしていた私が、数年前、ひょんなことから生たまご再食。
豊田はもともと養鶏場が多いが、実家の近所に素晴らしく美味しい養鶏場があることを知ったのだ。たまごが命のお菓子屋さんも結構買いに来るらしい。
なぜそれまで気づかなかったのか謎だが、ともかく数年前にその養鶏場の評判を聞いて買ってみた。そして、かまどさんで炊いた炊き立てご飯に、卵黄だけのっけてしょうゆを1滴たらして食べてみた。
なんて美味しいの!!!ラブ

3日連続たまごかけご飯を食べた。


そのころ東京駅の新丸ビルでたまごかけご飯専門の店なるものが流行っていて、うちのたまごかけご飯には新丸ビルもかなうまい、と思ったのだった。

それからは、すき焼きでも生たまごを食べるようになった。

 

♡正統派カルボナーラ

 

そんな美味しいたまごを使った、正統派(?)カルボナーラ。
塩多めの湯でパスタを茹で、その間に厚切りベーコンをオリーブオイルでじっくり炒める。
パルメジャーノは一人前20g(大さじ大盛り5)ほどすりおろし、たまごは卵黄だけ分けておく。
茹であがったパスタをベーコンを炒めたフライパンに入れて絡める(火は止めて)。からみつくなら少しオリーブオイルを足す。
最後にボウルの中で、パルメジャーノと卵黄に、ベーコンと絡めたパスタを入れて絡める。
お皿に移して黒胡椒をふりかけできあがり!


卵とパルメジャーノとベーコンだけのカルボナーラは、シンプルだからこそ、食材の質と手順が決めて。

今日も近所の素材のおかげで美味しい食事になった。

 

♡近所の美味しい養鶏場のたまご

 

1キロ300円。せっかくの生みたてだったのに、たまごを割るとき失敗してしまったてへぺろ