4日ほど高山に行っていた。
高山のことは大方知っていると思っていたのに、まだまだ知らない秘境があった
奥飛騨から富山の方角にある山之村(ほとんど奥飛騨、厳密には飛騨市)。
そこは人口150人。最近、農業や木工家具職人など、移住者がちらほらといるようだ。わらび餅が作りたくて、わらびを育てながら地域協力している人もいる。
移住者を増やす宣伝をしているわけではないのに、なぜ!?
聞けばなかなか興味深い理由がわかった。
中学までしかない山之村、高校から下宿して、仕事もないのだから戻ってこないのは当たり前。仕事を見つけたら外で自分の人生を切り開いていけばいい。
外から来る人には地域の風習を強制せず、市営住宅も仕事も自然もあって、ネット環境も不自由しない。ふーん・・・。
この数年、高山に移住することを考えることがある。
だけど、村から大きくなった9万人都市の高山は、江戸時代からの権力構造が確立していて、その序列は相撲の番付並み。
私が接触する人たちは、常に人がいないと嘆いているが、彼らのような自営業だと大学で外に出た子どもが後を継ぐことが前提で、それ以外は使用人。家族親類の血縁がどこに行ってもついて回る。
そんな枠の中でうまく立ち回ることなんてできるだろうか。
いつも誰かに見られていて、ほとんど自由を感じることができないこの町に果たして住むことができるだろうか・・・
山之村の話を聞いて思った。
この地域の人たちは、出入りに寛容なんだ。
だから、移住者は入りやすい。
しがらみをあまり気にしなくてよく、よそ者ということを常に意識しなくてもよく、自然には恵まれ仕事もできるなら、高山よりもむしろ思い切って山之村への移住の方が快適かもしれない。
♡ねばねば三兄弟そうめん
我が家のそうめんは三輪そうめん。細くてするするっとコシもある。
オクラ・モロヘイヤ・納豆のねばねば三兄弟にそうめんつゆを入れて食べる。
毎日外をほっつき歩いているから、ねばねば三兄弟で紫外線をやっつけた
♡天空の牧場、山之村牧場の子ヤギ
奥飛騨から更に奥に山を進むと現れる、天空の村。
赤ちゃんヤギが可愛くて癒されたなぁ。
私も移住したくなった