GENESIS 第一期
GENESIS 第二期
GENESIS 第三期 (with ビル・ブラッフォード)
4月18日に渋谷公会堂で行われたyesの来日公演に行きました。
さすがに最初の来日(1973年)の頃の演奏力にはかないませんでしたが、生で観るyesには感動しました。
新人ヴォーカリストのジョン・デイヴィソンもハイトーン・ヴォーカルで良かったと思います。本家(ジョン・アンダーソン)と比べるとクリアで、あまりハスキーさが無いように感じました。
ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンのライヴも観たいですね。二人とも病気らしいので、来日は難しいかもしれませんが…。
来日公演(4/17,18,19)の音源が発売されたので、早速買ってみました。
ジョン・デイヴィソンのマイクからのライン録音とオーディエンス録音を合わせたもののようで、ヴォーカルがとてもはっきりと聞こえます。
GENESISの『SELLING ENGLAND BY THE POUND』。
このアルバムはジェネシスの最高傑作だと思います。初心者にはやや難しいかもしれません。
英国のことがテーマになっているようで、ウィンピー(英国のファストフード・ハンバーガーチェーン。1970年、日本で初の海外ファストフード店として心斎橋に出店したが、今は撤退している)や、ロミオとジュリエットなど、英国にゆかりのあるものが歌詞の中にたびたび出てきます。
中でも「Firth Of Fifth」と「The Cinema Show」は、傑作だと思います。特に「The Cinema Show」の後半の7拍子の部分(トニー・バンクスのARP PRO SOLOIST)は素晴らしいです。
ARP PRO SOLOIST
WIMPY
私の尊敬するRick Wakemanの作品、『JOURNEY TO THE CENTRE OF THE EARTH』のLP盤をこの間買いました。
伝統的な部分(クラシック)と現代的な部分(ロック)が融合した、素晴らしいアルバムです。
リマスターCDも音はクリアなのですが、音が聴こえづらい(音域が狭く、音量が小さい)ような気がします。最近のリマスターCDは音を広げ、以前より聴こえやすくなっていたりするそうですが、そうすると音の波形が変わってしまい、細かい音の聴こえかたに違いが出てしまいます(イエスなど、繊細な曲を聴くと、違いがわかりやすいです)。やはりデジタル信号に変換したCDよりも、針の物理的な振動を用いたレコードのほうが音の情報量が多く、繊細な表現ができるようです。
アマゾンではLP盤はないので、LPを買いたい方は中古レコード屋に行ってください。
因みにもともとはA&Mレコード→キングレコードでしたが、現在ではA&Mレコード→ユニバーサル・ミュージックとなっているようです。
最近、とても寒い日が続いていますが、皆様は雪の影響は大丈夫でしょうか。![]()
私は昨日の朝、道路の凍結により転倒してしまい、腰と手首を打ち、腕時計を壊してしまいました。![]()
滑りにくい靴を履いていくことをおすすめします。アイゼンを靴に取り付けるのもよいでしょう。![]()
yesの『Relayer』(1974年)。
このアルバムは、プログレを聴いて、ある程度理解できるような人でないとわからないと思います。よって、プログレ初心者にはお薦めできません(恐らく最初は支離滅裂な音楽に聴こえてしまうかもしれません)。
一曲目の「The Gates Of Delirium」はトルストイの『戦争と平和』が基礎になっており、攻撃的な歌詞のほか、自動車の部品(レコーディングをしたクリス・スクワイアの自宅のスタジオに行く途中にある廃品置場から拾ってきたとか…)による衝撃音など、激しい部分が続いた後、平和的で静かな曲に変わります。特に後半の「Soon」でのジョン・アンダーソンのハイトーンなヴォーカルは、聴いていて心が洗われるようです。
LP盤
CD紙ジャケ