BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇 を 

             観に行ってきました。

 

「人体実験によって改造人間となったキサラギは、ある組織に追われていた。
その組織とは、分断された「東京」の制覇を目論む不死身の吸血鬼集団「不滅騎士団」。
さらに、殺された親分の敵討ちを誓うヤクザたちも追っ手に加わり、全てを巻き込んだ大抗争へと発展していく。
「元から生きる理由は無いが、コイツらに殺される理由もない」。
改造され、あらゆる武器を仕込まれた身体と自らの特殊な“血”を駆使して、キサラギの地獄の逃走劇が始まる。」

BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇
アニメ「コードギアス」シリーズや「ONE PIECE FILM RED」で知られる谷口悟朗が原案・監督・脚本を手がけ、魔改造された実験都市・東京を舞台に、改造人間となった男の壮絶な逃走劇を描いたアニメーション映画。
メディアミックス企画「エスタブライフ」シリーズの映画版で、テレビアニメ版と共通の世界観で物語が展開される。

遠い未来。 人体実験で改造人間にされたキサラギは、分断された東京の制覇をもくろむ不死身の吸血鬼集団「不滅騎士団」に追われていた。
さらに、殺された親分の復讐を誓ったヤクザたちも追手に加わり、大抗争へと発展。
キサラギは改造によって身体に仕込まれたさまざまな武器と自らの特殊な血を駆使して、地獄のような戦いに身を投じていく。

主人公キサラギ役で小野友樹、キサラギと行動をともにする少女ルナルゥ役で上田麗奈、ルナルゥの兄クルス役で斉藤壮馬、「不滅騎士団」の長・転法輪役で山寺宏一が声の出演。
「シドニアの騎士」のポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作を担当。」

97分/PG12

 

「匿名奇謀」アツキタケトモ



キサラギ:小野友樹
ルナルゥ:上田麗奈

クルス:斉藤壮馬
ジャミ:内田雄馬
ララック:ゆきのさつき
ノノック:倉田雅世
ザンザ:福山潤
ゼッシュ:置鮎龍太郎
ヤオハチ:中谷一博


エクア:大橋彩香
フェレス:高橋李依
マルテース:長縄まりあ
アルガ:速水奨
ウルラ:三木眞一郎
エム:日高里菜


転法輪:山寺宏一


世界観設定:
世界人口が減少に転じた遥か未来に、生態系管理AIが種の繁栄を目的として実施した「人類の多様化実験」によって、常人(通常の人間)に加えて、獣人、魔族、サイボーグなどの多様な人種が誕生している。

また、AIによって「クラスタ」と呼ばれる高い壁に囲まれた地域が多数創造され、地域ごとの文化、常識、価値観が形成されている。

作中における東京はクラスタによって分断された実験都市と化しており、AIの監視によって自由な往来が不可能となっている。

 

 

 

 

 


ポリゴン・ピクチュアズ製作の ハードなSFアクション作品

    BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇。

 

 

 

ポリゴン・ピクチュアズの製作という事で、BLAME!(2017年)を想起しました。

今作の設定・作品の謳い文句が、「改造人間VS吸血鬼VSヤクザ」という、かなりぶっ飛んだ作品です。

調べてみると、2022年春アニメで「エスタブライフ」という作品があり、今回の「BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇」は 「エスタブライフ」のスピンオフ作品になるようです。

 

「エスタブライフ」の方は、エクアたちの逃がし屋たちを中心とした作品だったようですが、今作は不死身の吸血鬼集団「不滅騎士団」から追われる改造人間のキサラギと ヤクザに追われるヒロイン ルナルゥの逃走劇が描かれています。

 

キサラギは、元は「不滅騎士団」の一員でしたが、改造人間にされ、 ある切っ掛けにより逃走したことで「不滅騎士団」から追われています。

 

ルナルゥは兄がヤクザ集団との絡みがありましたが、兄クルスは妹のルナルゥは ヤクザや水商売とは縁のない場所へ逃がしたいと考えていました。

 

ある日、ルナルゥは争って倒れていたキサラギを家へと拾ってきた(?)ことから縁が出来ます。

 

兄クルス「死体なんて拾ってきてどうするんだ」

妹ルナルゥ「だって、放っておけなかったんだもの」

キサラギ「うーん」  

兄「生きとるがな!」

      ・・・みたいなお笑い!

 

その後は、想像できる通り、吸血鬼集団「不滅騎士団」やヤクザ集団からの逃走劇となりますが、カーアクションと列車アクションが入り乱れ、スピード感あふれる展開が描かれました。

 

最後エピソードは、「不滅騎士団」のリーダー・転法輪とキサラギの激しいバトルアクションになります。

 

ただし、作品はバトル一辺倒ではなく「不滅騎士団」の団員で アホと呼ばれていたジャミが良い味を出していて、コミカルさもあります。

 

驚いたのは「不滅騎士団」幹部の女性ララック/ノノックは同一人物でありながら多重人格者という設定で、声優がそれぞれ、ゆきのさつき/倉田雅世となっていますが、狂暴性を持つララックを ゆきのさつきさんがされていて驚きました。

 

ゆきのさつきさんは、犬夜叉の日暮かごめちゃんのイメージが強いからです。

 

それにしても、銀座クラスタではヤクザの勢力が強いという設定なのですが、人口が減少している荒廃した世界で、なぜ黒服のヤクザだけが まるで保護されていたかのように生き残っていたのでしょうね。

 

生き残るためにヤクザになるしかなかったと考えても可笑しく、本当に笑える設定でした。

 

また、吸血鬼集団「不滅騎士団」は少数派のために個人よりも種を残すためか群れを重視するという方針が色濃く、キサラギの逃走を許さなかったようですが、それ以上の因縁もあります。

 

そこは、劇場で観て確認して欲しいと思います。

 

一見すると、かなりぶっ飛んだ内容なのですが、最終的にきちんと収束し着地をする 非常におもしろい作品になりました。

 

ポリゴン・ピクチャーズのフルCGアニメーションに抵抗が無く、興味を持った人は 早めに観て欲しいと思います。

 

 

「いいね」を頂くと幸せます。

観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

年明け、体にやさしいもの食べた? - 妻がうどんとかしてくれている。毎年この時期、胃の調子を悪くしているが今年は大丈夫です。

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