情報屋「いやはや急に降ってきたな。 夏の天気は変わりやすくてかなわん」
・・・情報屋：高坂宙
久堂清霞「それで薄刃の人間は見つけられたか？」
情報屋「いろいろと調べてはみたんだが」
・・・久堂清霞：石川界人
情報屋「薄刃家に関する記録や文献は皆無。 噂ばかり独り歩きしている状態だな」
久堂清霞今のところ薄刃に繋がる手がかりは薄刃澄美だけか」
情報屋「現状唯一判明している薄刃と名乗った人間だからね」
久堂清霞(薄刃澄美は確かに存在し斎森に嫁いで美世が生まれた。 いくら薄刃家が秘匿しようと彼女の痕跡を完全に消し去ることなど不可能なはずだ)
久堂清霞「何でもいいから情報が欲しい。 まずは帝都にいた澄美という名の女性を片っ端から調べてみてくれ」
アニメ わたしの幸せな結婚
第8話「悪夢と不穏な影と」 を 観ました。
わたしの幸せな結婚
「異能の家系に生まれながら、その能力を受け継がなかった娘、斎森美世。
能力を開花させた異母妹に使用人のように扱われていた。親にも愛されず、誰にも必要とされない娘。
唯一の味方だった幼馴染も異母妹と結婚し家を継ぐことに。
邪魔者になった美世は冷酷無慈悲と噂される久堂家に嫁ぐことに。
和風ファンタジー×嫁入り。結婚から始まる恋愛の物語。」
オープニングテーマ「貴方の側に。」りりあ。
エンディングテーマ「ヰタ・フィロソフィカ」伊東歌詞太郎
わたしの幸せな結婚 声優
斎森美世：上田麗奈
久堂清霞：石川界人
斎森香耶：佐倉綾音 - 美世の異母妹で、斎森家の次女
辰石幸次：西山宏太朗 - 美世と香耶の幼馴染
ゆり江 ：桑島法子
五道佳斗：下野紘
鶴木新:木村良平
辰石一志:深町寿成
堯人:石田彰
斎森香乃子:植田佳奈 - 美世の継母で、香耶の実母
斎森真一:家中宏
辰石実:堀内賢雄 - 辰石家の当主
花: 能登麻美子
桂子:久保田民絵
久堂葉月:日笠陽子
大海渡征:三宅健太
薄刃澄美:日髙のり子
今上帝:菅生隆之
大海渡 征（おおかいと まさし）：三宅 健太 - 陸軍少将で清霞の上司。
圧倒的な作画で描かれる和風シンデレラ作品
わたしの幸せな結婚。
第8話「悪夢と不穏な影と」
「亡くなった異能者達の墓地「オクツキ」が暴かれたという。国に未曾有の危機が迫る中、帝の第二皇子・堯人に天啓が降りた。
対異特殊部隊全体の指揮を執る大海渡、辰石家の新たな当主となった長男・一志とともに堯人に謁見した清霞が告げられたのは、命を賭した戦いが始まろうとしていること、そして、美世に良からぬ〝何か〟が起きるということだった。」
齊森美世「うぅっ」
・・・斎森美世：上田麗奈
久堂清霞(一刻も早く悪夢の原因を突き止めねば)
齊森美世「ど、どうでしょう？」
久堂葉月「すばらしいわ美世ちゃん！ これなら次は学んだことの実践として街に出かけられそうね」
・・・久堂葉月:日笠陽子
齊森美世「はぁ」
・・・あまり元気がない美世さん！
久堂葉月「美世ちゃん大丈夫？ 疲れてない？」
齊森美世「いえ」
・・・そりゃ、葉月さんも察しますよね！
久堂葉月「最近ちゃんと寝れてる？ 無理はしないでつらいときはいつでも言ってね」
齊森美世「はい」
久堂葉月「そういえば最近清霞の帰り遅いんですって？」
齊森美世「お仕事が大変なようで。 今日も泊まり込みになるとおっしゃっていました」
・・・旦那様は もっと美世さんの傍にいてあげて欲しい！
久堂葉月「んもう！ こんなかわいい美世ちゃんを放って仕事漬けなんて亭主失格ね」
齊森美世「そ、そんなことは」
・・・じゃあ、葉月さんにお泊りして欲しい！
齊森美世「旦那様が頑張られている分、私もお稽古に精を出します」
久堂葉月「あらいい笑顔！ その意気よ」
久堂葉月＆齊森美世「ふふふっ」
五道佳斗「隊長宮内省からの使いが到着したみたいです」
・・・五道佳斗：下野紘
久堂清霞「ようやくお出ましか」
五道佳斗「しかしあの秘密主義の宮内省がよく重い腰を上げましたね」
久堂清霞「それだけ状況が切迫しているということだろう。 一体何が起きているのかすべて話してもらうとしよう」
鶴木新「はじめまして。 鶴木新と申します」
鶴木新「宮内省の使いで参りました」
・・・鶴木新:木村良平
久堂清霞「久堂清霞だ。対異特殊部隊隊長を任されている」
鶴木新「存じております。 あなたは社交界でも有名ですので」
鶴木新「女性を寄せつけず、まるで凍土のように冷たいとか何とか」
久堂清霞「世間話はいい、聞きたいのはオクツキの件だけだ」
・・・この鶴木新は 注目しておきましょう！
鶴木新「ご存じの通りオクツキが暴かれました。 宮内省は現在も逃げ出した異形の回収を急いでおります」
久堂清霞「犯人の目的は？」
鶴木新「まだ調査中ですが、現場付近にて怪しい男たちが倒れているのを発見しました」
鶴木新「概ね、その連中の仕業かと思いますが目的は不明です」
久堂清霞「宮内省が急に我々へ事情を話す気になったのはなぜだ？ さんざん渋っていたはずだろう」
鶴木新「現状オクツキの異形の回収率は２割程度。 被害者も出ています。 要は全く手が足りていないんです」
鶴木新「ようやく省内のお偉方にもそれを理解いただけたのですよ」
久堂清霞「・・・」
鶴木新「どうかしましたか？」
久堂清霞「失礼かもしれないが、君はどういう経緯でここに来た？ 宮内省の職員ではないのだろう」
鶴木新「さすが久堂さんですね」
鶴木新「おっしゃる通り自分は宮内省所属の人間ではありません。 ですが宮内省とは昔からお付き合いがありましてね」
鶴木新「普段は鶴木貿易という会社を営んでおりまして。 常日頃から取引先の調査や交渉ばかりやっているもんですから」
・・・なんだか、つかみどころのない人物だなぁ！
鶴木新「頼まれればこういう仕事も引き受けているんです」
久堂清霞「なるほど、今回に限らず事態がこじれたときに登場する交渉役というわけか」
鶴木新「ええ」
・・・事態がこじれているという程の状況なのかな！
鶴木新「それはそうと交渉にさしあたり、こちらもあなたのことを少しばかり調べさせていただきました」
鶴木新「例えば最近婚約されたこととか」
・・・そんな事を調べて、どうする！
鶴木新「まったくうらやましいことです。 自分も早くいい相手を見つけて身を固めたいと考えてはいてもこれがなかなか、結婚とは難しいものですね」
・・・それはどうでもいい話しだと思うが！
久堂清霞「ともかくこたびの件、正式に依頼されたからには我々も対処に加わる」
鶴木新「ありがとうございます。 これからは自分が連絡係として顔を出すと思いますので改めてよろしくお願いします」
久堂清霞こちらこそよろしく頼む」
・・・この人物、内務省との連絡係という認識で良いのかな！
鶴木新「健闘を祈ります、久堂さん」
五道佳斗「こいつはひどいな」
久堂清霞「異形は発見しだいすぐに報告しろ。 会敵した場合は必ず複数名で対応するんだ」
・・・確かに単独行動は危ない！
隊員A「はい！」
辰石一志「茂みの中に倒れてたってさ」
・・・辰石一志:深町寿成
辰石一志「脈は かろうじてあるけれど意識はない」
大海渡 征「報告にあった男たちと同じか」
・・・大海渡 征（おおかいと まさし）：三宅 健太
辰石一志「こいつただの被害者ってわけでもないんでしょう？」
大海渡 征「ああ、十中八九オクツキを暴いた実行犯だろうな」
・・・墓荒らしの人物がぶっ倒れていたのか！
辰石一志「ってことは目を覚ましたところで、こわーい尋問が待っているわけか。 かわいそうに」
大海渡 征「目を覚ませばな」
大海渡 征「この状態で救助された者はいまだに誰１人目覚めていない。 なぜ意識が戻らないのかその原因は全く分からないそうだ」
辰石一志「オクツキの呪いか」
・・・カメはのろい！
大海渡 征「ああ、オクツキから解放された異形と接触したと考えて おおかた間違いないだろう」
辰石一志「なるほど」
辰石一志「一応言っておくけど僕にできることは、あくまで呪いや術を解く解術だから、生きている相手ならともかく死者の呪いなんて解けるか分からないよ」
大海渡 征「他に方法がない、とにかく頼む」
辰石一志「了解」
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