之介の父「んっ」

・・・今の時代、見掛けない大八車!


竜之介「どこに行くんだ、親父」
竜之介の父「黙って父についてこい! 竜之介、ちゃんと後ろから押してるだろうな」

・・・いや、乗っている!


竜之介「押してるよ」
竜之介の父「それにしては荷が重いぞ!」
竜之介「年のせいだろ」

・・・年齢のせいなのか!


竜之介の父「んっ!」

・・・親父、策士!


竜之介「うっ!」

・・・すってんころりん!


竜之介&竜之介の父「フッ! ぐっ! んっ!」

・・・相変わらず仲良しだな!
 

 

 

アニメ うる星やつら 

 第16話「激闘、父子鷹!!/セーラー服よ、こんにちは!!」を観ました。

 

 

うる星やつら 
「浮気者の高校生・諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたドタバタラブコメディ。」

 

OP「アイワナムチュー feat. asmi, すりぃ」- asmi、

 

ED 「アイタリナイ feat. yama, ニト。」- yama


うる星やつら 声優
諸星あたる - 神谷浩史
ラム - 上坂すみれ

三宅しのぶ - 内田真礼
面堂終太郎 - 宮野真守
錯乱坊 - 高木渉
サクラ - 沢城みゆき
ラン - 花澤香菜
レイ - 小西克幸
お雪 - 早見沙織
弁天 - 石上静香
クラマ姫 - 水樹奈々
温泉先生 - 三宅健太
面堂了子 - 井上麻里奈
尾津乃つばめ - 櫻井孝宏
あたるの父 - 古川登志夫
あたるの母 - 戸田恵子
ラムの父 - 小山力也
ラムの母 - 平野文

テン:悠木碧
藤波竜之介:高垣彩陽
竜之介の父:千葉繁
水乃小路飛麿:梶裕貴

しゅがあ:久野美咲
じんじゃあ:森永千才
ぺっぱあ;高橋李依



高橋留美子 原作のドタバタコメディ作品
              アニメ うる星やつら。

 


第16話「激闘、父子鷹!!/セーラー服よ、こんにちは!!」
「セーラー服よ、こんにちは!!
藤波父子が高校の購買部に住み込みで働く為に引っ越して来る。
竜之介は幼い頃見た憧れの女子生徒の様にセーラー服を着る為、自分に足りない女の子っぽさをランから学ぶことを決意する。」

あたる「ん」
ラム「う~ん、あっ!」
 

・・・絵に描いたように偶然通りかかる あたるとラムちゃん!

 

ラム「ダーリン、あの親子!」
あたる「あっ、先週浜茶屋やってた」



ラム「こんなとこで何してるっちゃ」
竜之介の父「おっ、君たちは」

・・・声を掛けるのかー!


竜之介の父「いやぁ~浜茶屋がつぶれてしまったので、再建資金を、ぐっ。 稼がなきゃならなくなってな」

・・・もう別の商売を考えろし!


竜之介の父「高校の購買部に住み込みで」


竜之介の父「働くことになったのだよ~っ!」

・・・住み込みさせてくれるのかー!


ラム「わぁ」
竜之介「ハァハァ」


竜之介の父「いいかげんにせんかぁ~!」

・・・劇画調で迫るなし!




竜之介の父「見よ竜之介! ここがわれらの新しい荒波だ。 お前は、今日からこの学校の生徒だ」
竜之介「ん~っ」

・・・学校を波だと言う人も珍しい!


竜之介の父「フッフッフッ」
竜之介「ん、ああっ!」

・・・セーラー服を用意していた親父さん!


竜之介の父「フフフ~ッ! これを着たいか、竜之介~!」

・・・勿体付けずに渡してやれし!


竜之介「そ、それは、セ、セーラー服!」

・・・最近はブレザーが多くてセーラー服を見掛けなくなりましたね!


竜之介の父「これを着たくば父を倒せ! 父のしかばねを乗り越えよ!」

・・・何を言っているのか意味不明だ!


竜之介「本当だな、親父!」
竜之介の父「男に、二言はないわい!」
生徒A「何だ! ?ケンカか?」
あたる「竜ちゃん頑張って!」

・・・竜之介ちゃんを応援するのではなく、「素直に渡せ」と親父を説得しろし!


温泉「君たち何をしておるんだ!」

・・・温泉先生、親父さんの説得を頼むし!


温泉「お前転入生だな? 早く教室に」

・・・いや、制服を着ていないとマズいでしょ!


温泉「どわ~っ!」
竜之介「邪魔するな!」

・・・竜之介ちゃん、温泉が先生だと分かっていない!


竜之介「俺は今人生の転機を迎えてるんでい!」

・・・はい?


竜之介「ひだひだスカートを翻して、笑いさざめく姉ちゃんたちを」


竜之介「何度、羨望のまなざしで見送ったことか」

・・・そっかー、女の子だもんなぁ!


竜之介「今、セーラー服が俺のものになろうとしている~!」

・・・この言葉だけ聞いたなら、ヤバい奴だ!


竜之介の父「そうはいかん! 父に勝てるか、竜之介!」

・・・なぜ、上半身裸になった!


竜之介「ぐっ、親父! 勝負だ~!」
あたるたち「うわああっ!」

・・・竜之介ちゃんも なぜ脱ぐ!


あたる「アハッ!」
竜之介「いくぞ~!」

・・・周囲が喜んでいる!


竜之介の父「フンッ!」

・・・親父、セーラー服をどこへやった!


あたる「ウフフ! カワイイ!」
ラム&コースケ「おお!」

・・・あたるは邪魔だ!


竜之介の父「隙あり~!」
竜之介「あっ!」

・・・外道だ!


竜之介の父「バカめ、父を倒すには10年早いわ。 フフフ」

・・・勝ち誇るなし!


あたる「なんということだ、かわいそうに」
竜之介「ぐっ」

・・・あたるが邪魔したからだろがー!


竜之介「てめえのせいだろうがっ!」

・・・まったくだ!


温泉「というわけで転入生を紹介する」
竜之介「藤波竜之介だ。 よろしく」

・・・竜之介ちゃん、男子用のズボンと制服着用!


女子生徒A「凛々しい! 竜之介君だって!」
竜之介「俺は女だ」

・・・女だと言っても、女の子にモテそう!


女子生徒B「カワイイ!」
女子生徒C「どっちでも、すてき!」

・・・カッコいい系女子だな!


女子生徒A「カワイイ!」
女子生徒C「カワイイ!」


コースケ「面堂の時代も終わったな」

・・・さよなら面堂くん!


面堂「由々しき事態だ」

・・・ゆゆ式事態だ!(コミック&アニメ「ゆゆ式」参照)




面堂「クラスの女の子がみんな、竜之介さんに興味を持っている」

・・・転校生は注目されるからね!


男子生徒A「人気を独り占めだもんなぁ」
コースケ「このままじゃ俺たち見向きもされなくなるぞ」
面堂「どうしたものか」

・・・最初から見向きされていないのでは!


あたる「竜ちゃんのセーラー服見たいなぁ~」
面堂「それだ!」

・・・あーなるほど!


コースケ「おじさん!」
竜之介の父「ん」
あたる「セーラー服ちょうだい」

・・・親父、本当に学校の購買にいた!


竜之介の父「貴様ら竜之介の手の者だな」
あたる「そういうこっちゃな。 おとなしくセーラー服を売ってもらおうか」
竜之介の父「売るわけにはいかん」

・・・意味不明の商売下手!


竜之介の父「どうしてもセーラー服が欲しくば、わしを倒してから!」

・・・わけわかめ!


あたる「分かった!」

・・・寄って集って!


竜之介の父「んっ、ひ、卑怯者!」

・・・いや、「わしを倒せ」と言ったのは あんただ!


あたる「ヘヘ~ン! これがこっちの流儀じゃ!」

・・・あたるの辞書に正々堂々という文字はない!


女子生徒A「へぇ~、浜茶屋を継ぐために男として育ったの」
女子生徒B「訳が分からないけど、竜之介君ってすてき!」

・・・確かに、話しだけ聞くと訳が分からないと思う!


女子生徒A「ホントホント!」
女子生徒C「そんなところがミステリアス!」

・・・ミステリアスというよりも、親父が変人だったという不遇!


竜之介(セーラー服、着てえな)

・・・言っていることは女の子だが、机の上に足乗せていて行儀は悪い!


あたる「竜ちゃん! はい!」
コースケ「君のだよ」

・・・いきなりプレゼントなのか!


竜之介「えっ、お、お前ら、これ」
面堂「誠意を尽くして、父君を説得してきた」

・・・タコ殴りという名の誠意!


竜之介「えっ! 本当に着ていいのか?」
あたる「いいとも、いいとも」

・・・もらって、いいともー!


竜之介「おっ、はぁ」

・・・ついに念願のセーラー服ゲット!


竜之介「いや、気持ちだけありがたく受け取っておくぜ」
一同「えっ!」

・・・はい?


竜之介「俺はこの手で親父を倒して、奪い取らにゃあ気が済まねえ! いつか必ず実力で着てやる!」

・・・似たもの親娘のように感じる!


女子生徒たち「わぁ~!」
面堂「そこまで気張るような問題じゃないと思うんだが」

・・・珍しく面堂の意見に賛同する!


竜之介「それによ。 俺がセーラー服を着るには、まだ何か足りねえ気がするんだ。 ん」

・・・考え過ぎでは!


ラン「ラムちゃんいる?」

・・・ランちゃん、きた!


竜之介「あっ」
ラン「いたいた~!」

・・・一見すると、ランちゃん可愛いからねぇ!


竜之介「ハッ!」
竜之介(こ、こいつは、憧れのセーラー服の姉ちゃん、そのもの!)

・・・まあ、勘違いするのも無理ないかー!


ラン「これ返すね。 そんで、また教科書貸して」
ラム「いいっちゃよ」
ラン「わぁ、ありがとう!」

・・・なんだかんだと言いながら仲良しの二人!


ラン「また来るね~!」
竜之介「あっ」

・・・そこにセーラー服が掛かっているのは異様だ!


あたる「ランちゃん、今日もカワイイね」
ラン「やだぁ~、ダーリンったらぁ! もう、またね~」
あたる「またね~」

・・・ランちゃんの あたるのあしらい方が流石だ!


竜之介「おい! あの子は誰だ?」
ラム「幼なじみのランちゃんだっちゃ」
竜之介「た、頼む! あの子の連絡先教えてくれ!」
あたるたち「何!」

・・・いや、ちょっと追っ掛けて行けば良いだけでは!


ラン「あら?」


ラン「藤波竜之介?」
ラン(何や、またラブレターか。 こいつ新顔やんけ)
ラン「待てよ。 2年4組?」

・・・つきあってくれださい!


ラン「ラムちゃん、これありがとう! ねえ藤波君ってどの子?」
ラム「あれが竜之介だっちゃ」


ラン「んっ、そうなんだぁ。 どうしよっかな~」

・・・ランちゃんが興味を示すと、ロクなことが無い!


ラン「退屈しのぎに付き合っちゃおうかなぁ」
ラム「ん、何の話だっちゃ」
ラン「ウフッ、あたしね、あの男の子からラブレターもらっちゃったぁ」
ラム「竜之介は女の子だっちゃ」

・・・そうです、女の子です!


ラン「ん~、にゃにぃ~! おちょくっとんのかい、おのれ~!」
ラム「ホントだっちゃ!」

・・・これは、ランちゃんはラムちゃんの言葉を信じそうにないなぁ!


ラン「フッ、読めたでラム! おんどりゃ、わしがモテるんで嫉妬しとるやろ!」
ラム「誤解だっちゃ!」

・・・ランちゃんのテンプレ台詞「読めたで、ラム」と「おんどれ」、きた!


ラン「おもろい、わい ラムが嫌がることするの。 大好きやんけ!」

・・・多分、今回は嫌がらないと思うぞ!


ラン「竜之介君」
竜之介「お、おう」
ラン「ランちゃん、あなたとお付き合いすることにしました」
あたる「ぬわにぃ~!」

・・・水星の魔女と似た展開だ!


竜之介「ホントか! ホントに付き合ってくれるんだな!」
ラン「ウフッ」

・・・竜之介ちゃん、喜んでいる!


ラン「放課後、正門で待ってて」

・・・正門で良かった、校門なら間違いが起こりそうだが!


竜之介「ハッ。 おう!」

・・・これが男女のカップル成立だったらなぁ!


あたる「お、俺の竜ちゃんとランちゃんが、絶対に阻止せねば!」

・・・ただの お邪魔虫あたる!


竜之介(俺もランみたいにセーラー服を着こなしてえ。 ランにひっついて、女の子っぽさを徹底的に学んでやるんでぇ!)

・・・握りこぶし!


ラン「竜之介く~ん!」
竜之介「ラン!」

・・・ランちゃん、走って来た!


ラン「ハァハァハァ」
竜之介(お、遅い。 間が持たねえ、やっぱり女ってすげえや)

・・・どのへんが凄いのか、よく分からん!


ラン「ごめんなさ~い。 ハァ、待った?」
竜之介「ハハッ、いやちょっとだけな」

・・・見た目、付き合い始めたカップルのようだが!


竜之介「あのよ、俺」
ラン「なあに?」
竜之介「女の子に、こんなふうに付き合ってもらうの初めてなんだよな」
ラン「キャッ、ホント?」

・・・竜之介ちゃん、うぶい!


竜之介「だからお前に、女の子のことを教えてもらいてえんだ!」

・・・ストレートだな!


ラン「えっ」

・・・引いたな!


ラン「キャッ、いやだぁ~!」
ラン(こいつ意外とスケベやな)

・・・それをスケベと呼ぶものなのか!



・・・喫茶けたぐり、きた!


竜之介「ハッ! こ、これがパパパパ、パフェ!」

・・・パッと咲いた赤のフラワ~♪ パパパパパ!(斉藤朱夏、楽曲参照)


ラン「どうしたの?」
竜之介「いやこんなとこ来たことねえし。 パッフェなんて」
ラン「ふ~ん」

・・・浜茶屋には、パフェは無い!


竜之介(い、いけねえ。 パッフェなんて高級なもん見て興奮しちまった! 今日はランから学ぶために来たんだ)

・・・竜之介ちゃん、可愛い!


ラン「ヘヘッ!う~ん、おいしい~!」


竜之介(両肘を脇腹につけ、あごを引きリストを回転させつつ、笑いながら食うべし! 食うべし!)

・・・修行のようになっている!


あたる「ヘヘヘ、だ~れだ?」
竜之介「俺は、今」

・・・こんなことする奴、今時いないー!


竜之介「忙しいんだ! フン」
あたる「ああっ」

・・・竜之介ちゃんは忙しい!


ラン「あ~っ! ラムちゃん!」


ラム「偶然だっちゃね~」
ラン「え~、ランちゃん、うれしい!」

・・・あたる死亡説!


ラン「ちょっと」
ラム「エヘヘ」

・・・顔かしやー!


ラン「どういうつもりじゃい! こそこそ、のぞきくさって!」
ラム「どうって、うちはダーリンに、ついてきただけだっちゃ」

・・・女子トイレの恐怖!


ラン「読めたでラム」
ラム(ランちゃんの読みが当たったことないっちゃ)
ラン「おんどれ、竜之介にほれとるな! この浮気者!」

・・・ランちゃんの「読めたで」、「おんどれ」 再び!


ラム(言うと思ったっちゃ)

・・・いつもだからなぁ!


ラン「ボートこぐのうまいね! ランちゃんもこいでみたい」
竜之介「おお、こっち来てみな」
ラン「え~っ、怖~い!」

・・・竜之介ちゃんは海育ちだから、ボートは得意!


竜之介(こ、怖い? 女の子はこんなことで怖がるのか? で、できるだろうか? 俺に)

・・・竜之介ちゃんは今のままの方が可愛く感じ始めた!


ラン「つかまらせて」
竜之介「んっ」

・・・手を握ったぞ!


ラム「ダーリン、もう帰るっちゃ」
あたる『駄目だ、手なんか握って!」

・・・デバガメが過ぎる!


ラン「フフッ、キャッ! キャ~!」
竜之介「キャ~」

・・・ランちゃん、あざとい!


あたる「こらぁ~! 君たちは何をいたしておるのかぁ~! 君たち抱き付くなら俺に」
ラム「うわあっ!」

・・・あたるは心底、お邪魔だなぁ!


あたる「とう! 今行くからね~!」

・・・お呼びでない、来なくていい!


竜之介「うわっ!」
ラン「うわああ~っ!」
あたる「ぐわっ!」
ラン「もう、やだぁ~!」

・・・あたるが捨て身過ぎて、大惨事!


ラン「おんどりゃ~、どういうつもりじゃい! わしのセーラー服、びしょぬれになってしもたやないか」

・・・ラムちゃんでは無く、あたるに抗議しよう!


ラム「ランちゃん落ち着いて」
ラン「何をアホなこと言うとるねん! 覚えとけよラム! わし絶対この恨み忘れへんからな~!」

・・・恨みつらみが蓄積している!


竜之介(女の子って奥が深いなぁ)

・・・理解を超える女子たち!


竜之介「けど諦めねえぞ! いつか絶対に着てやるからな!」


竜之介「待ってろよセーラー服!」

・・・あたるたちがくれたのを着れば、どうよ!

 



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