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最近、日本のテレビ番組で挙って「大学の9月入学」への流れを作ろうとしているような気がする。
昨日の馬鹿番組：「サンデージャポン」でも特集が組まれており、コメンテーターそれぞれが自分の意見を述べていた。殆どが『9月入学にした方が良いのでは？』『もっと早くすべきだった』などの容認派だったのだが、唯一、タレントの小森純さんが「入学式は桜が咲くというイメージがある。日本は日本でいいじゃないか」と言っていたのが印象的だった。
「4月でイイじゃん！」とでも言いたげな小森純さんのお顔。ちょっと見直しました。多分あまり考えていない上の発言かもしれませんが。
参考→世界主要国の入学時期は、9月が 欧米、中国など116か国（54%）なのに対して、4月は日本、インドなど7か 国（3%）に過ぎない。
日本の大学が9月入学になった方が良いと言うのは、世界の趨勢に合わせる目的があるからです。日本と同じように春に入学式があるのは、世界では数カ国しか無いそうです。多勢に無勢です。
しかし、日本では未だ9月に入学の時期を移すということに必ずしも賛成者ばかりではありません。賛成なのは、海外留学を考えている人、海外に就職を決めたい人でしょう。つまり、マイノリティーの意見なのです。
マイノリティーではあるがエリートには違いがないので、その意見をぼんくらは受け入れろ！と言われているようでちょっと嫌な感じはしますが、3月に卒業したら、入学までの半年間、アルバイトするなり勉強するなりしていろって話じゃダメですかい？？？(￣ー￣；
ただ、外国からの留学生の意見とすると、やはり9月から始まる1年のスケジュールが好ましい筈です。
海外への留学、海外からの留学生を受け入れるということに、どんなメリットがあるのでしょう。
私などは、「留学生」と聞くと、勿論親日の外国人が日本の技術を学ぶということは大いに歓迎ですが、数多くの災難を見据えたときに、必ずしも親日の外国人だけが留学してくるわけではないことを知っています。
最近ではよく見かけるこの話題を見るにつけ、こんなにも「9月入学への気運を高めている」ことに、我々日本人のコンセンサスを高めようとしている勢力がいることを感じてしまうと、そこにはやはり中国が絡んでいるのではないかと勘繰ってしまうわけです。
つまり、中国人が日本の技術を学びに日本に来るのに、4月入学は厄介だからヤメロということなのだと。
中国人は、私などは「スパイ」だと認識してしまっているので、要注意ではないかと。勿論、そうでない人もいるでしょうが、今迄随分嫌な目にあっている日本を見続けているので、容易にはその認識を変えることは出来ないゾと。
あと、列記したいのは、やはりワンワールドオーダーを実現するためには、世界共通の認識、システムでないと支障があるので、それも一気にやってしまいたいという勢力からの圧力もあるのでしょうかね。
と私は思うのですが、これは私見ですので、正誤の見極めはどうか各自でおやりください。
参考→[東大の秋入学] 広い議論につなげたい
http://www.373news.com/_column/syasetu.php?ym=201201&storyid=37848
参考→[PDF] 安倍首相、「大学9月入学」と 「ボランティア活動」に意欲！
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=9%E6%9C%88%E5%85%A5%E5%AD%A6%E3%80%80%E5%9B%BD&source=web&cd=3&ved=0CDgQFjAC&url=http%3A%2F%2Feic.obunsha.co.jp%2Fresource%2Ftopics%2F0610%2F1001.pdf&ei=GQMdT_zNIYbJmQWPo8WoCg&usg=AFQjCNGpRBT80XFqwWF39VkXlV4XbpZNQw&sig2=IjtLjzw7ytlA4BjqRrTyGg
↑安倍ちゃんも、9月入学には意欲的だったんですね。。。しかし、、、だと思いますが、、、。
『ベネッセ』様のサイトから引用させて頂きました。ありがとうございます。
リンク：http://benesse.jp/blog/20070709/p2.html
---引用はじめ-----------------------------------------
影響が不透明な大学の「9月入学」2007/07/09
筆者：斎藤剛史
大学に「9月入学」が一部導入される見通しになりました。従来の4月入学を原則としながらも、文部科学省は今年度中に学校教育法施行規則を改正し、全部の国立大学に9月入学枠を設けることにしています。
また、私立大学にも補助金を増額するなどの誘導措置を取り、9月入学の実施を求めていくことになりました。
これは、政府の教育再生会議第二次報告を受け、政府の政策や予算編成などの指針となる今年の「骨太の方針」（経済財政改革の基本方針2007）に盛り込まれたものです。
世界的に見れば、欧米を中心に学校は9月入学が主流で、日本のような4月入学は少数派です。世界の流れに合わせて日本の学校も9月入学にすべきという意見は昔からあり、1984（昭和59）年に設置された首相直属の臨時教育審議会では本格的な9月入学への移行が検討されました。
しかし、当時の世論の大半は9月入学に反対を示し、大学の判断により年度途中でも学生を入学させることができるという制度の弾力化が図られただけで終わりました。
これに対して、教育再生会議が示した9月入学は、大学・大学院に限って導入し、高校以下は従来どおりとしたことがポイントです。
骨太の方針では、欧米と始業時期を同じにすれば海外からより優秀な留学生を集めやすくなり、日本の大学の国際競争力を高めることができるとしています。
ところで、教育再生会議が大学の9月入学を検討課題に取り上げたのは、規範意識や勤労意欲を若者にもたせるために「日本版ギャップイヤー」を導入したいと安倍晋三首相が要請したことが発端でした。
ギャップイヤーとは英国などで実施されている制度で、大学入学が決定したあと、高校を卒業してから1年間程度、社会的見聞を広めるため、職業体験・ボランティア活動・長期旅行など多様な体験を積むものです。
安倍首相らは当初、大学卒業者の間でもフリーターやニートなどが増加していることを受け、高校卒業から大学入学までの数カ月間にボランティア活動や奉仕体験などを義務付けることを構想していました。
しかし、すべての大学を9月入学にするのは問題も多いため、4月入学を原則としつつ、9月入学を拡大するという方針に落ち着きました。
このため、優秀な留学生を集めるという大学の国際化と、若者に規範意識などを身に付けさせる「日本版ギャップイヤー」構想の両方が、ほとんど整理されないまま教育再生会議で提案され、骨太の方針に盛り込まれたと言ってよいでしょう。
実際、すべての国立大学に9月入学枠が設けられれば、その分4月入学定員が減るわけですが、4月入学と9月入学の大学入試を分けるのか、高校卒業から大学入学までの期間の体験活動をだれがどうサポートするのか、9月入学者が大学を卒業したときに円滑に企業に就職できるのかなどの課題は、今のところ全く検討されていません。
2007（平成19）年度中に国立大学全部に9月入学枠を設けるよう制度改正することは政府の方針として決まりましたが、それが日本の高校生たちにどんな影響を及ぼすのかは、今後の文科省と各国立大学の検討次第というのが現状です。
---引用おわり-----------------------------------------
やってしまってからイロイロ支障が出てくるのを見るのは、堪らなく嫌である。
きちんと議論して、日本には合わないシステムであったら、導入することは無い。
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