子供のために図鑑を買った。
河出書房の「こども大図鑑」
でんじろう先生が笑顔で帯に印刷されている図鑑で、売れているらしい。
値段もそこそこ。結構重いくて分厚い。
綺麗な装丁。
写真も恐ろしく綺麗。
写真やデザインはいいのだが、
最後の方に、「世界の人々の文化や暮らし、歴史」などが載っているページが、ちょっと酷いことになっている。。。
例えば、これ。
アジアのページで、日本の柔道などが紹介されています。
ま、これは良い。
↑、、、
韓国、書くことないのかなぁ。。
「世界で5番目に」って。。。これ特出した特長？？？
なんか無理矢理感がひしひしと。
『乗ったら命は保証しません』的なクルマということでは、
世界でも有数かも。
書くなら、日本車でしょ？
で、これ。
いくら外国人が書いたか知らないけど、
日本で出版してるなら、こういうとこ、ちゃんと加筆してよ。
日本の国旗の意味が全然書かれていなくて、
あるにはあるけれど、日本版なら日本の国旗を書くべき。
夜の地球。
如何に文明が高いか、この夜の灯火でわかるというもの。
それが良いか悪いかは別として。
さすが技術大国：日本。
オートバイはYAMAHAが載っている。
しかし、右端に見える鉄道はTGV。
ヨーロッパと日本の地形は違うからアレだけれど、
ただ早く走ってればいいという状況と違い、
地震もあり山間部も走らなければならないという立地で、
高速で安全な運行が出来る新幹線は、
飽くまで世界一だと思います。
え？
中国の初めての宇宙飛行士ということで
ちゃっかり中国人クローズアップ！
日本人だってそれよりも前に行ってるよ。。
TBSの秋山さんがw！（爆）
いや、それは冗談で。
日本人はもっともっと行ってるじゃない？
毛利さんも向井千秋さんも
我が郷土の自慢：野口聡一さん（野口さんは、我が母校の1歳下の後輩）もいるし、
若田さんも山崎さんもいるし。
なにより、日系ということで言えば、エンデバーのオニヅカさんもいるし、
中国人を取り上げるよりも、まず日本人じゃないのかな。
外国人から見たら、歴史的に見ても現在も、
日本人よりも中国人の方が関わりが濃いんだろうな。
思いっきり偏見で塗り固められていますね。
で、最後は極めつけ！ww（そうでもないか）
え？え？
鶴田浩二が映ってるのに、それは完全にスルーで、「アジアのアクション映画」とキて、ブルース・リーやジャッキー・チェンの名前が書いてある。。。
で、この写真の人は？？？と言われて、ああ、ジャッキーか。。。と外国人は納得してるのだろうか。
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総じて、世界のことを扱った図鑑には、日本のそのままの評価でもって載ることは難しいとうことですね。ある国の利権も満足させてやらにゃいけないし、この国のこともちょこっと載せないといけないだろうと、四苦八苦しているということなのでしょうか。
しかし、それも飽くまで白人の目から見たスタンスだよね。白人の定位置は変えないで、あとの有色人種の持ち分の中で、ちょこちょことどれを目立たせてどれかを潰して、、と動かしているだけに過ぎない。白人のお遊び、、かもね。
やっぱり、グローバリゼーションは詭弁だ！
文学にしても、世界最古の長編小説としては「源氏物語」は外せないのに、やっぱり「アンネの日記」などが象徴的にでっかく置かれている、、とかね。プロパガンダでしょうあれは。
というか、こういう図鑑そのものが、もうプロパガンダなのかもね。
美術にしても、勿論、浮世絵などは取り上げられているけれど、あの浮世絵がどれほど、近代美術に影響を与えたかということについても、少しも触れられていない。。。。ゴッホは取り上げられていてるのに。
ああ～あ。
こんなことなら、もっとよく見て、日本人が書いた図鑑を買えば良かった。。。
尤も、その日本人についても、どういう人が書いたかということが重要で、この図鑑以上に酷いことになる可能性はあるのですが。。
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