珍しく初日を迎えたばかりの2日目(6日火曜)昼の部に行ってきました。
勘三郎さんがお元気だった頃はチケットが全く手に入らず、やっと取れたと思った時は闘病中でした(涙)
ここ数年は毎回楽しませてもらっています。
コクーン歌舞伎では四谷怪談は以前にもやっていますが私は1度も観れていません。
今回はコクーン歌舞伎ではおなじみだった平場席ではなく最前列から3列目まではかなり低めのベンチシート。
私、最前列の角の席でしたので、花道代わりに通路を出入りする役者さん方にドキドキわくわくしてました。
歌舞伎と言っても今回は下座音楽なしなので、だいぶ現代劇っぽくで斬新でした。
歌舞伎バージョンは、怪談😱 という通り、髪すきの場面や仏壇返し、戸板返しなどの見せ場で怖さを演出していますが、こちらはそういうの一切なし!
普段あまり演じられることの無い三角屋敷の場があったりで、話の筋みちはわかり易くなっていました。更に特有な演出で『今に例えるとどんな感じ?』というのが一目瞭然(笑)
ラストの場面は、劇団四季の『ジーザスクライストスーパースター』を思い出しました。
(後半ユダが、私はガマンができない🎶 っと歌うところ(笑))
今作は、時代に翻弄される人々の姿がそれぞれよく出ていました。
四谷怪談というあの有名なお話には、こういう背景があったことがより鮮明に描かれていました。
音楽も演出も こういうのもアリだよね(ノ´▽`)ノ♪
見終わった後の なんだかなぁという心持ちは、まさに演者たちの思うツボ!なのね。
やられました😅