グリーフケア、グリープサポートに関する講演会に出席してみました。
私は、自死遺族のお話しを聞かせてもらったのですが、
遺された家族って、本当に辛いんだなと知りました。
自死に偏見があると、
自死は、
・逃げ
・弱いから
・おかしい
などといわれ、周りの家族には、
・あんたのせいだ
・なんで気づいてあげられなかったの?
と嫌味をいわれ、果てには、
・あることないこと言われる
・自宅や墓に嫌がらせをされる
など、本当に壮絶な日々だったんだそうです。
遺族であり、悲しみの渦中にいるのに…です。
そんな人たちを救うために、各地でグリーフケア、グリープサポートを行う団体が増えていますが、まだまだ足りないです。
自死事態が減少することも大事ですが、自死する人の数以上に自死遺族は増えているので、こういったサポートはどんどん必要とされていくでしょう。
今日の講演会で印象に残ったのは、
「人は悲しんでいる人をみると、自分も悲しくなる。だからそれに耐えられなくて励ましてしまう。そうではなくて、一緒に悲しみ、寄り添うことが大切。」であることと、
「今は死の悲しみに浸る時間が少ない。亡くなったら直葬することも多い。死に関することを短時間で済ませる傾向にある。」ということ。
色々考えさせられました。
そして、久々に、優人を想いました。
重く苦しいテーマでしたが、参加してよかったです。