世の中のお金の流れを良くする賃金(企業の所得再分配) | 門前小僧、習わぬ今日を読む

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反グローバリズム、反新自由主義、反緊縮財政。
アイコン,ロゴ画面はイラストレーターtakaさんより。
takaさんの詳細情報はブログ画面にて。

賃金が上がるということは、

企業の収益からの再分配が増えるということで、

そのまま企業から社会に還流される金が増えるということ。
 

無論、再び企業に売上収益として戻るけど、

賃金が高ければ

再び経済社会に還流される。
 

つまりお金の流れが良くなる。
 

普通はこういう状態を“景気が良い”と言う。

 

逆に賃金が上がらないということは、

社会に還流されるお金が減るということ。
 

減った金はどこに行くのかといえば、

株主投資家の懐に溜め込まれる。
 

溜め込まれた金は、

社会に還流されることはほぼ無く、

 

社会的には死に金になる。

 

給付金やベーシックインカムによって

企業の売上収益が増えたとしても、

 

賃金が上がらなければ

社会に還流されるお金は少ないまま。


バラ撒かれた金は、

丸々株主資本家の懐に

まっしぐらに飛び込むことになる。
 

景気が良くなるのは家計ではなく、

企業と株主投資家だけ。

 

 

売上が増えれば

企業が賃金を上げてくれるかもしれない

とか眠たいこと言いたいかもしれないけど、

 

 

この20年でそんな実績は無い。


 

売上が増えさえすれば

賃金額上がるなんてのは妄想だし、

ベーシックインカムで賃金が増えるなんてのも幻想に過ぎない。