暮れもお正月も忙しく、そもそも喪中なので大したことはしなかったが、大掃除もかっ飛ばしてしまった。(この時期無理をして体調を崩したらいけない!←サボりの大いなる言い訳)
春になったら改めて大掃除。でも春は春で忙しい。掃除は温かくなってからしましょうと言って春にやったためしなし。
私はチビのオモチャ箱を整理したり、選挙のポスターを貼らせてもらいに出掛けたりしたぐらいで、まったく年末色がないまま大晦日になった。
一方相方はギリギリまで忙しくしていたが、それが一段落つくと、いそいそと買い出しに出掛け、おせち料理の材料を買ってきた。
毎年オセチは夫がつくる。私がつくっていたこともあるが、いつの頃からか夫が自分の食べたいものを好きにつくるようになっている。
私がつくると、お煮しめに里芋を切らずに丸ごと入れたり、丸太のようなゴボウをそのまま放り込んだりするので、夫は心安らかにオセチに箸をのばせない。自分の好きに食べたいし、好きな味にしたいらしい。有り難いことよ。私は大晦日はやや所在なさげに過ごすのがこの数年の習わしとなっている。
お煮しめ、だし巻き玉子、お雑煮の素、数の子、ブリの照り焼き。次々におせち料理が出来てくる。どれも美味しいが、中でも彼の一番のこだわりは黒豆。
彼の目指すのは「しわしわのカタ豆」。柔らかいのはダメらしい。彼の育ての親のお祖母ちゃんが炊いていたのはカチカチのしわしわのカタ豆。そこに彼の妥協はない。と言いながらこれまで何度も「上手く煮すぎてダメ」な黒豆になっていた。今年のも本人の満足度は7割ぐらいか?来年の勝利に向けて闘志を燃やしている相方なのだ。
豆の勝利はまた暮れに。
その前に選挙の勝利を。
明治生まれのしっかり者のお祖母ちゃんが
今の彼を見たらどう思うだろう。
これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。
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