こうじパワーそのものと表現したくなる位に、漲るようなエネルギーと温かい笑顔が印象的だった浅利妙峰さん。
大分県佐伯市の糀屋(こうじや)本店の女将、浅利妙峰さんは、「糀」を家庭の台所に戻したいと、こうじ文化の普及と伝承に心血を注いでこられました。塩糀ブームの火付け役であり、日本の伝統的な調味料を見直すきっかけを作った知る人ぞ知る存在です。
内閣府の本年度「女性のチャレンジ賞」を受賞され、官邸で行われた授賞式の様子が地元大分のニュースでも報じられました。
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伝統と言うと、昔から変わらない事を続けていること・・・・と捉えがちですが、時代に応じて変化できなかったものは、いずれ用を終えてしまうのが世の常。
そういう意味で、数百年前から存在するものが、今もなお息づいている場合、そこには訳があるように感じます。変化を恐れない姿勢、時代にマッチさせる柔軟性というのでしょうか、
伝統とは、古くて新しいもの
そんなことを改めて考えさせられたのが、
6月に開催された浅利さんプロデュースの美食会です。
ー糀とフレンチの饗宴ー
(会場:レンブラントホテル大分)
今回の美食会はフレンチですが、ベースになる味付けは日本の伝統的な「糀」を使ったメニューで、コクがあるのにさっぱりとして後味が好い・・・
浅利さんの素晴らしさは、家庭や子育ての経験が土台になっていること!5人の子育てを経られたことで、慌しい毎日でも家庭で気軽に使えるレシピを数多く考案されています。
伝統を継承するには、日常の暮らしの知恵や技があってこそ。そういう意味でも家庭を仕切る女性の存在は大きいですね。



糀屋本店
大分県の県南、佐伯で300年以上続くこうじ屋さんです。
糀を使った当日のフレンチメニュー素材はすべて大分県産を使用。至福のひとときでした。





