お金をふやすために ～金利のチカラ～

先日、お金をふやすためには　で、書いた金利について、ご質問をいただきましたので、もう少し詳しくご説明します。

資産運用をすると何％くらい期待できるのでしょうか？

まずはご存知かもしれませんが、確認です。

株や債券などで運用するということは、値動きがあります。

平たくいうと、増えたり、損失が発生したり。

期間によっても投資する資産によっても違ってきます。

私自身、自分の老後のために、2011年から細々と世界の株式と日本の株式で積立を始めましたが、現在何％でまわっているのか見てみました。

なんと６％でした。

ポイントは、

★一度に投資をするより、積立方式で分けて買っていくこと、お勧めです。

★運用を始めると、環境がいい時、悪い時、あります。日々チェックして一喜一憂するのではなく、たま～にチェックをするのもポイントです。

10000円に対して0.01%の金利が付くということは（１年複利で）、

1年目は 10001 
2年目は 10002 
3年目は 10003
4年目は10004
5年目は10005 

続いて、10000円に対して6%の金利が付くということは（1年複利で）、

1年目は 10600 
2年目は 11236 
3年目は11910.16 
4年目は 12624.77 
5年目は 13382.26 

こんなに違いがあります。

値動きがあっても一部は運用をしてみるという選択肢はありそうですね。

英EU離脱ニュースから一週間経って学んだこと

先々週の金曜日、6月24日は世界中がびっくりした日。

世界中の多くの人が、英国はEUを離脱しないだろうと思ってたのに、開票が始まったらびっくり

途中雲行きが怪しい時も、
人は自分の信じていることを肯定しようとする。
これから残留派の支持層の多い地域が開票されていくから...


離脱が決まって世界の株は大きく下がった。
為替はいっきに円高に進んだ。

一週間が経ったが、結果英国を含め世界の株は上がった。


この件から学んだこと二つ。
現実を見ること。自分の期待や気持ちと現実を混同しない。
資産運用を始めると、予期せね出来事で自分が投資しているものが下がることがある。しかし、ほとぼりを過ぎれば戻ることがある。

お金を増やすためには

お金を増やすためには、普段の生活にちょっとだけ「お金のための行動」を加えます。

行動とは金融機関に足を運ぶこと、お金に関して勉強をすること。

お金を増やすための方法は二つ。

一つは、既にあるお金（貯金してあるもの）と入ってくるお金（毎月のお給料のこと）をどう活かすか。つまり、お金を貯めて運用すること。

二つ目は、入ってくる額をどう増やすか（収入アップのこと）。つまり、自分の付加価値をつけること。

まずは、既にあるお金と入ってくるお金の活用のこと。

１．目標額を決めます。

2．毎月の貯蓄額を決めます。

3．その貯めたお金で何をしたいか想像し、わくわくします。←これが大事です。ただただ貯めているとキツい月もあります。私、なんのためにこんなキツい思いをして・・・という気持ちになって挫折してしまうことがあります。楽しい目標があれば、キツいな～という気持ちから抜け出せます。

決めた目標額と毎月の貯蓄額、貯めたお金で何をしたいかを紙に書きます。

私は手帳に書いてます。

毎月の貯蓄額をどうやって貯めていくか。

私は「貯蓄しました感」がほしいので、銀行へ出向いて、

「貯める口座」（○○銀行の口座は貯める口座と自分で決めた）に、

入金します。

お忙しい方は、給料や銀行口座から自動引き落としされるシステムを利用すると

銀行へ行って手続きをする時間的負担が減ります。

貯めると同時に貯めたお金の運用のことも勉強していきましょう。

運用なんてこわい。。。運用は必要なの？よくわからないし？

と意見はあると思います。

でも、現在、1年定期で0.016％。（日本銀行HPより）

つまり、100万円を1年間預けても、100万円×0.016%＝160円。

160円！

ここから税金が差し引かれます。

お金を運用することは、目減りするリスクもありますが、

世界経済が成長していくならば、中長期的に資産は増えると考えることができます。

ある程度お金が貯まったら、運用を考えていきたいもの。

しかし、いきなりは無謀です。

数万円の洋服を買う時には慎重になるのに、何十万円の家電を買う時はよく調べるのに、

お金の運用はよくわからないからやってみよう、と大胆になってしまう人も多いはず。

水泳だって、プールに飛び込む前に準備体操をします。

資産運用も準備体操（事前の勉強）が必要です。

一緒に勉強していきましょうね。