朝が来る
ゆっくりと目を開ける僕
そこには真っ白な天井と揺れる白いカーテン
目を閉じると
笑顔の君が僕を覗き込みその後ろには
揺れるカーテンと真っ白な天井
君は無邪気な顔をしながら僕の横に潜り込む
まるで子猫のように
僕の温度を盗んでいく君
僕の体温と君の体温が同じになった頃
君は顔を近づけ耳元で
「おはよう」
抱きしめると折れてしまいそうな細い体
小指の傷
綺麗な爪
長い茶色の髪
目を開けるとそこに君はもういない
君は僕の心と体温を盗んだまま
僕のベットにはもう君はいない
白い天井
揺れる白いカーテン
僕は1人眺めている
ただ1人眺めている
時間だけが流れていく