今回は 今注目の2つのベロモービルVelomobileについて 近況を
①Alpha9シリーズ
以前 紹介した。After7は 結局 一般には市販されずWHPVAのワールドカップでデビューした Alpha9 が After7の後継として9月から市販開始されました。11,800€~
Alpha9 はDaniel Fennが設計した9番目のモデルという意味らしい。まず提供されたAlpha9は DF XL 相当で 大柄な人向きモデルでAlpha9 はシリーズ化されてA9 →185cm~210cm M9 →175~185cm W9 → 165cm~175cm(見込み)となる予定とか
A9につづいて 11月9日 M9が受注開始。
双方とも Turning radius は10m とか
(各モデルのサイズ感は以下のとおり)
モデル名 | 長さ | 幅 | 高さ | 身長max |
Alpha9 | 260cm | 80cm | 93cm | ~210cm |
M9 | 260cm | 80cm | 89cm | ~188cm |
W9 | 260cm | 80cm | 不明 | ~175cm |
Snoek | 257.5cm | 67.5cm | 79cm | ~178cm |
Alpha7 | 257cm | 71cm | 89cm | ~190cm |
Alpha9とM9 ともにAlpha7より前のダッシュボードが高くなっていて 身長の低い日本人には前が見えなくなる不安あり。
Alpha9とM9はフロアは同じで前部の高さやシートの位置が違うとのこと。
W9はSnoekが売れていることにより発売されない可能性もある。
②Snoek
WHPVAのワールドカップで高い性能を披露しました。 Turning radius は15m 8,750€ ~価格表はこちらに
10月末現在 まだ8台しか納品されていない模様。velomobile NLに掲載されている注残は11台ですが実際は70とも80とも憶測がでています。
ドイツやオランダよりフランスで人気とか(11月中旬現在 フランスはすでに2台納品、注残中4台はフランス向け)
生産が進まない理由。
・当初レース用に設計したが一般用で欲しい人が増えたので色々手直しをして仕様変更や制作手順を模索中(生産元曰く)
・当初velomobile NLで生産したモデルは20kgでしたが velomobile WORLD(ルーマニア)で生産した量産モデルは重量が24~25.5kgと重い。
フランス Cycles JV で計測した結果
25.5kg
ドイツに納品された 12号機は24kgとか
日本だとルーマニアより安くて軽く作れるかな?
気になる メンテナンスハッチの様子がありました。
リアのメンテナンスハッチの種類が2種類あるようなー
よーわからん