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昨年のオープンから注目され続けている
“L’ARGEN ラルジャン”は、
銀座の一等地にあるGINZA PLACEビルの7階に。
“L’ARGEN ラルジャン” 加藤順一シェフは、
レストラン タテルヨシノをはじめ、
パリやコペンハーゲンなどで研鑽を積み、
数々の名店を手掛け、
その実力は言うまでもありません。
店内は、
洗練されたモダンかつエレガントな雰囲気です。
天井も高く、テラス席もあり、
銀座のビルが立ち並ぶ姿が見えるのも
素敵な空間です。
テーブルに置かれたカード式のメニューは、
一人一人に用意されています。
●鹿児島 喜界島トウモロコシ
甘~いトウモロコシのパンケーキの上には
スウェーデン産の白マスの卵、鮮やかなオレンジ色の
高級魚卵のロイロム。
初めて食するロイロムは、適度な塩気があり、
やさしいお味でとても美味。
贅沢なフィンガーフードです。
■銀座のモヒート(ノンアルコール
銀座のとある屋上で栽培されている
ハチミツは有名ですが、
そこで摘まれたミントの葉がぎっしり、
とってもフレッシュで爽やかなお味です。
●北海道 北寄貝
アボカドを繰り抜いた皮を器にし、
一番下にはアボガドのムース、
その上に炙った北寄貝、
周りには発酵させたトマトのジュレ。
旨みと酸味、凝縮された味わいでとても美味です。
●静岡 発酵マッシュルーム
加藤シェフのスペシャリテです。
静岡産の富士宮のマッシュルームを3つの調理法で、
一番上にはフレッシュなマッシュルーム、
ソテーされたマッシュルーム、発酵させた
濃厚なマッシュルームのスープが注がれます。
中にはポーチドエッグが隠れていたり、
こちらも手の込んだ一品。
マッシュルームの異なる食感、味わいの変化に、
思わず美味しい・・の一言です。
●拘りのパンとバター
自然発酵させた酵母を使用して作られた自家製の
ライ麦パン。
トッピングされたもち麦と一緒に頂くことで、
より美味しさが増すのだとか。
フワフワに削られたフレッシュバターはオリジナル、
隣の丸いバターはヨーグルト発酵されたもの。
●熊本 マナガツオ
マナガツオはチーズ風味の香ばしいコロモ、
グリーンのソースは、パセリたっぷりの
白ワイン、バターのブールブラン。
周りに添えられた旬のお野菜も彩り美しく、
新じゃが、紫玉ねぎ、ナスタチウム、ディルなどの
ハーブ、香りと味のアクセントに。
●京都 京鴨
色鮮やかなビーツカラーのメインは、鴨のロースト。
カシスのシートに隠れたアンティーブと鴨。
その上にビーツのピクルスはクローバーの形が可愛い。
マディラ酒を使った香ばしく濃厚なソースと一緒に。
●熊本 薔薇
阿蘇山の麓に咲く薔薇の美しさを表現された
デセール。
火山灰に見立てた竹炭パウダーのメレンゲ、
卵型のアイス。
薔薇のアイスとミルクティーに液体窒素を掛けて
冷やし固めながら、
混ぜたものを一気にサクサクと掛けます。
繊細かつ華やかなプレゼンテーションに感激です。
真ん中の卵型にスプーンを入れると
鮮やかなピンク色のアイスクリームには、
薔薇の香りが漂い、華やかな美しさに目を奪われます。
異なる食感も工夫されており、
口の中が驚いているようです。とても美味美味。
テラス席へ移動させて頂きました。
爽やかな風を感じながら、
開放感あふれる至福の時間を過ごすことができます。
目の前には銀座和光のビル、
銀座のシンボルとも言われている時計塔を真正面に。
素晴らしいロケーションです。
●ミニャルディーズ
ハチミツのケーキをワンカット。
コクのあるバタークリームに檸檬風味の
爽やかなお味です。
あまりにもの美味しさに、
お土産に購入させて頂きました。
目でも楽しめるミニャルディーズの数々は、
マンゴーのタルト、紅茶のムース、
温かいシュークリームの中には薔薇のソース。
一つの素材に対し、異なるアプローチの工夫、
お料理の美しいプレゼンテーションが
次から次へと続き、
繊細さと華やかさを兼ね備えたフランス料理店です。
終始、その完成度に心を奪われるお料理、
そしておもてなしに大満足です。
中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7階
“L’ARGENT ラルジャン”
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ハーブのお話。
ハーブを育てながら、
約15種類ほどのハーブティーを、その日の気分、
体調に合わせてブレンドし、
毎日数回、ハーブティーを飲むのが日課です。
今の季節は、
育てているレモングラスとミントのフレッシュハーブティーを
頂くのが何よりも楽しみです。
ハーブの葉っぱ一枚一枚に宿る様々な成分の生命力。
リラックス、リフレッシュのどちらも感じることができます。
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素敵なものを探し続けて~*