キャリアチェンジ後の大変だと思うこと | Marathon Learning

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人生はよくマラソンに例えられることがありますが、その人生は学びと共にあります。生きながら学び、学びながら生きる。Lean As Lifeをテーマに気ままにブログで情報を発信。
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キャリアチェンジを無事果たしたが、再就職後2年目の今、まだまだ慣れには程遠い。


これまでの仕事や経験から得た汎用性のあるスキルはあるものの、分野や領域が全く異なる業界では、カルチャーも常識も違う。会社のカルチャーは日々吸収しつつ、慣れるべきことと自分を貫くところと、バランスを間違えないよう上手く取り入れる必要がある。まだ1年過ごしただけでは、リモート勤務の多い現職において、把握するにもまだまだ時間がかかる。


業界の常識や知っておくべきことは、同僚に聞くだけでは追いつかないので、書籍を読んだり、無料セミナーに参加したりしながら、自分のペースで進めている。


無理はせず、興味や関心の赴くままに、本や良質の記事に触れてみる。


長い道のりではあるが、キャリアチェンジとは、キャリアは変わった瞬間ではなく、チェンジ後の適応力や適応までの期間も含めて、長い道のりと捉えていた方が良いらしい。


そういった意味で、私のキャリアチェンジは道半ばであり、まだまだチェンジ期間中である。


あと、信頼関係作りも簡単では無く、道半ば、というよりむしろ、まだまだスタート地点である。

建前では笑顔で迎えられていても、警戒心が無く、すんなり受け入れられることはそう無いものだと思っている。


「1年は長い。だが、1つの組織における1年は、なんかそんな人いたっけね、という記憶が残る程度の期間でしか無いのよ。」


昔、1年契約で属していた組織を、次年度更新せず、離職の挨拶をしていた時に、事務手続き担当の人から言われた一言だ。その時どんな文脈でこう言われたのか今となっては思い出せないが、「1年ってそんなに薄いものか」と、この言葉の真意が理解できていなかったように思われる。

若かったし、今よりまだ1日、1日が長く感じられた時代だった。


新しい会社に入って2年目の今、ふと思い出す。そして「まだ1年」と自分に言い聞かせる。たった1年で信頼関係が築けるならばそれは奇跡なのだと言い聞かせる。


少しずつ、少しずつ、慌てず、

日々の信用を積み重ねていくことを大事にしたい。