今日はEnglandの当時唯一作のGarden Shedです。
77年パンクブーム真っ只中に登場した正統派プログレバンドで70年代後半のプログレ系のaアルバムとしては名盤の誉高い完成度を誇っています。
シンフォニックなキーボードが多層的に奏でられ、構成もしっかりしており非常に聴きごたえのある作品に仕上がっています。
当然メロトロンファンにもお勧めです。
存在感のあるベースも裏をしっかり支えていて、ドラムもテクニカルで味わい深い。
もし登場が70年前半だったらもっと多くの作品を残せたのでは?と思ってしまいます。
今も西新宿にあるGarden Shedというプログレの聖地と呼ばれるお店の店名にもなってますね。
さて、当時のプレスはイギリスとオランダにあり、イギリス盤はバリアントが2つあり、一つはPorkyPrimeCut/MasterRoomのEMIプレス、もう一つはこの刻印のないPhonogramプレスで前者の方が1stプレスと言われています。
ジャケット裏に1£でブックレット売ってると書いてありますが私は写真以外で実物を見た事がありません。
その他は1989年のEdisonからのアナログ再発まではなく、CDも再発されてましたが廃盤状態が長く続いていた時期があり聴くこと自体が難しく、結構なプレミアアイテムでした。
その後アナログ、CD共に何度も再発され今では簡単に聴けるようになり嬉しい限りです。