今日はオーストラリアのMackenzie Theoryの1stアルバムOut of Blueです。
Guitar、Bass、DrumsにElectric Violaという変わった編成で、アルバムが2枚ありますがどちらもライブという変わり種。
聴けば何でそうしたかったかは良く分かりますが、それができる技術と度胸がすごい。
Violaがいるのでクラシカルなものを想像しそうですがほぼそういった要素はなく、かなりフリーに暴れ回っておりクレイジー。
中心人物であるRob Mackenzieの腕も確かでバッキングからソロまで素晴らしい演奏でリズム隊共々絶妙なバランスというか均衡を保つことに成功しています。
セカンドはより洗練はされてますが私は1stの荒々しさが好みです。
Violaを弾いてるCleis Pearceはこのバンド解散後にKanguruというバンドに参加してますがこちらもかなりクレイジーでかっこいいです。
73年のMushroom盤が唯一のレコードで再発はないようですね。