今日はイタリアのMuseo Rosenbachの唯一作Zarathustraです。
あまりにも有名なので詳細な内容はネットでご覧ください。
端的にいうとイタリアプログレ史に燦然と輝く名盤でトータルアムとしての完成度や演奏含めて驚くほど高水準。
初めて聴いたの高校生でしたが、これとQuellaで完全にイタリアの虜になりました。
これがきっかけでニーチェ読んだり、アヴェスタに手を出すもイマイチ理解できず、一昨年あたりにアヴェスタの原典完訳版が出たので再度トライしようと思っています(この作品にはほぼ無関係で単純にオリエントが好きなだけ)。
さて、オリジナルはイタリア盤で当時の他国プレスはなし。
ジャケットがテクスチャー仕様で、レコードの取り出し口がボトムにあるものが最初期プレスと言われており、ラミネート仕様もあると噂があった時期もありましたが好事家が個人的に作ったモノだったらしいです。
私のもたまたまボトムオープンタイプで、院生時代にUS Ebayで見つけたものです。
未だに高値安定ですが一時程高騰はしていないようです。
再発は複数ありますがやはり濃厚さと残響音などを含めた空気感がオリジナルには劣ります。