今日はMahavishnu OrchestraのBIrds of Fireです。
これは2ndアルバムで、彼らの最高傑作と言われています。
リーダーのJohn McLaughlinは英国の方で、Marmaladeからソロアルバムを出すなどサイケデリック〜Jazz界隈ではそれなりに名前を見かける存在で、Miles Davisに見出されたことにより活動の中心を米国に移しFusionの寵児として活躍していくのはご存知の通りです。
Sri Chinmoy氏への傾倒も有名で、当時かなりはまっていたそうな。
さて、内容ですがゴリゴリの名作です。
インプロ重視でソロ回しが多く聴き応え満点。
軟弱Fusionとは異なりかなり硬派で、Funkyさのかけらもありません。
サウンドの一つの特徴はJerry Goodmanの Violinで荒れに荒れたザラザラノイジーな音がよくあってます。
リズム陣も当たり前ですが鉄板で、Billy Cobhamのドラムはパワフルかつ正確で言うことなし。
アナログはUS CBS盤がオリジナルですが、UK盤の人気が高いです。
音はどちらもそれほど変わらない気がしますがUK盤の方が多少クリアな感じで、アメ盤のコッテリ感も捨て難いです。
UK盤もVariantがそれなりにあり、ジャケットがエンボス加工されているものが最初期プレスだそうです。
日本盤もあり、UK盤以外はそれほど値段も音も変わらないのでどれでも良いと思います。