今日はPsysの5枚目 Non-Fictionです。
Psysといえばパラッパラッパーで有名なセンスの塊松浦先生とポップスのボーカルとしては例外的な声量を誇るChakaのユニット。
最近でいうとYoasobiなんかに近いのかもしれませんが、センスとボーカル技量に差がありすぎますね。
さて、Psysの初期はややもすると機械的と言われかねないような作品が多いですが、Chakaの影響かLive感溢れる作品が多くなり、さらにバービーボーイズで名を馳せたいまみちともたかとの出会いによりさらにその傾向を強め、南流石氏らを加えたことで絶妙なバランスの上に成り立つ素晴らしいLiveパフォーマンスをするバンドへと変化しています。
音楽的なピークはこのNon-FictionとAtlasだと個人的には思っており、これ以降は惰性というかバンドとしての一体感が感じられません(曲は悪くないです)。
さて、このアルバムにはシティーハンターのテーマ曲でお馴染みのAngle Nightが入っており、この曲自体は耳にされたことがあるのではないでしょうか?
ミックスがだいぶ違いこちらの方がLive感が強く好みです。
Parachute Limitもお気に入りの一曲でベストアルバムで聴いたのとはこれまた印象がかなり違います。
もしTwo Heartsでこのアルバムに収録されている曲があればぜひこちらで聴いてください。
プログレじゃないじゃんといわれる方、ぜひ聴いてください。
聴けばわかります。
アナログは正式なものとしてはこれが最後で、Atlasはゆうせんラジオ用のアナログが一応存在しています。
89年の日本盤はCDとアナログの端境期で存在しないものも多く、あったとしてもプレスが少なく、人気作品は特に高値となっています。
エンジニアが最後まで誇りをもってレコードを作っていたことがよくわかるくらいこの時期のレコードは音が優秀なものが多く、CDより良くない?と比較したことないですが思っています。
Liveの映像はYoutubeにちらほらありますのでぜひご覧ください。
Chakaはその後Jazzフィールドで活躍し、より音程が安定し、進化したテクニックと溢れんばかりの声量でLive会場を沸かしています。
こちらもお勧めですのでぜひご覧ください。