今日はLaura Nyroの2ndアルバムEli and The Thirteenth Confessionです。
夭逝したミュージシャンズミュージシャンで彼女が作った曲はカバーされ、ヒットを飛ばしまくっており、いろんなところで耳にしたことがあると思います。
私が彼女に出会ったのはプログレ系から彼女に至る一番普通のルートとも思われるAffinity経由です。
その昔まだCDしかもっていなかった頃にボーナストラックに入っていたカバー曲Eli and The Thirteenth Confessionがあまりにもかっこよく、アナログに手を出し始めたときにかなり初期のEbayでスペインの方から買ったのがきっかけです。
カバーがこれだけかっこいいんだから原曲はどんだけかっこいいんだろうと思い探し始め、当時まだまだインターネット上にもそれほど情報がなく、名前を頼りに探していて確か大阪のレコード屋で出会ったと思います。
その時の興奮たるや今でもよく覚えています。
Affinityのカバーはファンキーでしたがこちらはより大人の印象でボーカルの力強さに度肝を抜かれました。
作曲センスも申し分なく、アレンジも素晴らしく、アルバムとしてもコンセプトアルバムのように継ぎ目なく非常によくできており、最初から最後まで極上と呼べる完成度です。
後に94年に日本に来ていたと知り、彼女のことをその時知らなかったことをとても後悔しました。
さて、話が長くなりましたが、オリジナルはColumbiaの360度で、とっても濃厚で芳醇な音です。
UK盤はすっきりしてますがきれいな音でこちらもお勧めです。
日本盤も良い感じでした。
CDもありますが、当時盤を雰囲気込みで味わっていただきたいです。