プレスが最も古いものが音が一番良いのか?

難しい問題ですね。

カッティングエンジニアの腕やプレスの状態によっても変わるでしょうし、レコードの保管状態にもよりそうです。

当たり前ですが、オーディオによっても大きく変わります。

そもそも、「音が良い」とはどういうことなのか、人それぞれ違います。

例えば、King CrimsonのLark's Tongues In Aspic。

オリジナルはUK Pink Rim Islandラベルのもので、枝番2Uがオリジナルだと言われています。

好きな音なのですが、Easy Moneyでの音がちょっとごちゃついているような気がします。

ドイツPolydorの初盤はこのEasy Moneyでの音の分解が非常に良く、とてもクリアーな音質です。

マニアの間ではこの盤の方がオリジナルよりも良いと言われていますが、私はオリジナルの濃厚さが好きです。

ごちゃついた感じをCrimsonが望んだのか、エンジニアがクリアーな音質に出来なかったのか、謎は深まるばかりですが、結局好みの問題なんでしょうね(笑)