今日はSwedenのPop Workshopの2ndアルバムSong of The Pterodactylです。

中心メンバーは元Made in SwendenのWlodek Gulgowski、Zbigniew NamysłowskiやJanne Schaffer のようで、リズム隊が1stと2ndで異なります。

こちらには当時すでにアメリカで名を馳せていたTony Williamsが参加しており、ノリの大きなかっこいいドラムを叩いてます。

リード陣も安定の演奏でテクニカルな北欧Jazz-Rockの名作。

CDはないようで、当時のアナログプレスのみでアナログ再発もないようです。

同じレコード番号で

Grammofonverket EFG-501 5 101

Midnight Sun EFG-501 5 101

とラベル、ジャケットの色合いが異なる2種類が存在し、後者はラベルにExport Versionと記載がラベルにあるので恐らく前者の方が先プレスだと思われます。

私のも前者です。

特に価格差はないようで、昔からそれなりの値段でどちらも取引されており、あまり国内で見かけることはありません。

私事ですが、仕事の都合でしばらくお休みとなります。

再開できるのか何年後になるかわかりませんが、削除されてなければまた更新できればと思っております。

 

 

 

今日はPolandのCollageの1stアルバムBasnieです。

いわゆるシンフォニックで80年代に流行ったポンプロックから片足はみ出したような感じとでもいえばいいでしょうか。

エスニックさのかけらもなくそういった意味では物足りないですが90年代以降のサウンドの特徴なのかもしれません。

写真はレコードですがこんなのも値段が上がっているそうで、昨年再発まで出たそうな。

CDは普通に売ってますのでお手軽に聞いていただけると思います。





今日はイギリスのBrand Xの1stアルバムUnorthodox Behaviourです。

ドラムがPhil Collins、ベースがPercy Jones、ギターがJohn Goodsall、鍵盤がRobin Lumleyと名人だらけの緩急自在で安定感抜群の演奏。

Phil Collinsのグループと思われがちですが、彼以外のメンバーがいてセッションで彼が選ばれたそうな。

Fusionチックですがテクニックブリブリのストロングスタイル。

リズム隊が主役かのような低音が重視されたカッティングとなっており、ドラムとフレットレスベースが縦横無尽に暴れ回っている様が手に取るように

わかります。

と言っても高音が出ないわけではないので音圧が非常に高いバランスのいい音です(英国オリジナル盤)。

プレスは多数あり、再発もたくさんありますが、小さいマッドハッターラベルの英国盤がオリジナル。

価格も高くなく上記のように非常に豊かな音なのでおすすめです。







今日はMagmaのLiveです。

内容については言う必要のない位有名ですが、ありえないくらいのテンションで充実した演奏に圧倒的な音圧、Liveアルバムという枠だけで考えてもこれだけの作品には中々巡り会えません。

聴いた事ない方は是非ご一聴を。

メタル好きな方も仰け反ると思います。

アナログはフランス盤がオリジナルで、一般的にはラミネートなしですがごく少数フルラミネートされたものが存在します。

こちらが1stプレスという方もいますし、Lateプレスだという方もいてどちらが正しいのかわかりません。

聴き比べしたことありますが私の悪い耳では差がわからず、探すの大変だったのでラミネートバージョンだけ残してあります。

各国盤もあり、比較的安価なUS盤でも十分に良い音でした。

デジタルになると音が綺麗になり過ぎている感じがしますので、この濃厚さを味わうにはアナログがお勧めです。








今日はオーストラリアのAyers Rockの最終作Hot Spellです。

誰かに薦められた本や漫画は基本全て読むようにしてるんですが若い子に君は放課後インソムニアが面白いと聞いて大人買いして全巻読みました。

年取ると涙腺が緩くなるもんですが涙なしには読めない素晴らしい作品でした。

舞台が能登で些少ながら再度寄付しようということでレコードを整理してた時に発見したレコードです。

前置きが長くなりましたが前二作が好きな方にはお勧めしません。

プログレ臭もなく、らしい部分はちらほら残ってますが、ゴリ押し感はなくなり、ジャケット通りのリゾート感漂うライトフュージョンやAOR的なサウンドで土臭い部分は皆無。

とはいううもののそんなに悪い作品ではなく、DJなんかには人気の一枚です。

CD化はされていないようでレコードとカセットだけのようです。

海外では良い値段しますが国内では人気が無いのか手頃な値段で入手可能ですが滅多に国内では見かけません。