4/21 マラッカよ、そしてマレーシアよ、さようなら。 | Travel Blue ~ONEWORLD世界一周二人旅~

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4/21


今日はもうマラッカともおさらばだ。


その前にやっておかねばならないことがある。


肉骨茶(バクテー)とチキンライス、チェンドールを食すことだ。


バクテーは野菜やポークリブを漢方スープで煮込み、それをお茶漬けのようにご飯にかけて食べるマレーシアの名物だ。


朝食にいただくらしく、ぼくらも朝、宿のおばちゃんに聞いて店に行った。


うまい!!!


漢方が効いて適度に苦いスープが本来こってりなはずの豚肉をあっさり仕上げている。


朝に食うというのも納得の一品だ。鍋で二人前出てくるのでたらふく食ってしまった。二人で26リンギット。


その後、食後のデザートということでチェンドールを探しに行く。


昨日チャリに乗ったおじいちゃんがしつこく教えてくれたので場所は把握済みだ。


オレンジの家の二階に行くと食堂になっていた。おなかは既にいっぱいだが、チェンドールは別腹理論。さっそく注文だ。


チェンドールはあま~いココナッツミルクのかき氷だ。中には緑色のひじきみたいな形の寒天と甘く煮た小豆が入っていて宇治金時のような印象を受けた。


とっても甘くおいしいデザートだ。一人2.5リンギット。


おなかいっぱい過ぎてチキンライスは諦めた。


昨日出しておいた洗濯物を受け取り、一度宿に戻った。


洗濯物を置き、まだ時間があるので中国式のマッサージを受けることに。


宿のおばちゃんに場所を聞き、さっそく店に入る。


中国式は先日受けたタイ式とは違い、足のツボを押してくれるヤツだ。テレビでよく観る痛いヤツですね。
店には足の裏や甲、ふくらはぎの絵が貼ってあり、どこのツボが体のどの部分に通じているかが克明に書かれている。


まぁ言ってもそんなに体に不調は感じてないし、痛いのは目の部分くらいだろうと、ぼくは思っていた。


自分の体のことは自分が一番よくわかっているさ。へへへ。






ぎゃーーーー!!!






初っぱなから最後までずっと激痛だった。薄暗い部屋でテレビを観ながらの施術だったが、テレビを観ているぼくの顔は常に歪んでいた。マッサージ師のおじさまがこちらの顔をちらちら伺ってたまにニヤけているのが非常に憎たらしい。


よく一時間耐えたと自分をほめてあげたい。


終わった後おたべに聞いてみると、こことここが痛かったなーとか言ってやがる。


そんなんじゃねー。全てだ。おれは全てが痛かった!!


まるで筋肉を潰されているような痛み。


さっきの絵で調べてみると心臓とか肝臓、腎臓、肺、腸など重要な部分が最も痛かった。ぼくは死ぬんですか。


しかし、スッキリした気もしないでもないので宿に帰り、さぁマラッカを発つ準備だ!


宿に着くと急に眠気が襲ってきて、部屋は既にチェックアウト済みだったので、ぼくはロビーでぐったりしていた。そしたらソファーに座っていた見知らぬおばちゃん達がどいてくれてぼくらに場所を譲ってくれた。


おばちゃん達どうもありがとう。


そこで2時間くらい仮眠。


そこから宿のおばちゃんの優しさはエスカレートしていった。飴をくれたり、残り少なくなったボディーソープをくれたり、トイレットペーパーをくれたり、おたべは謎のCDを三枚と南無阿弥陀仏と書かれた奇妙なブッダのカードをもらっていた。


昨日は宿を替える替えないでケンカっぽくなってしまったけど、おばちゃんはとても優しい人だった。最後に一緒に写真をぱちり。印刷してあげた。


ちなみに謎のCDは後で聴いてみると、変な声が収録されているだけの奇怪な音源だった。


それでもおばちゃんはとても優しい人だ。


ぼくらは宿を出て、バス停に向かった。昨日とは逆順でKLへと向かう。


約3時間後KLセントラルバスターミナルに着き、空港までは電車に乗る。


21時頃空港に着き、てきとーなベンチに座り朝まで待とう。


寝ないつもりだったけれども、やはり夜中は荷物を抱えたまま寝てしまい、盗難が心配であったが、何も盗まれることはなかった。
周りに人が多かったせいかもしれないが、ぼくはおたべがおばちゃんからもらった薄気味悪いカードのおかげだと思っている。


明日につづく。



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