『良書』に出会ったときのしあわせ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

現在、アメリカの博士課程に在籍中の母。

修士の時も同じことを感じたのですが

大学院で学ぶことの醍醐味の一つは

 

『良書との出会い』。

 

もちろん、書店で出会うこともあれば

ネットサーフィンをしながら出会うことも

あるでしょう。

 

副教材的な位置づけの

課題図書以外にも

どんどん自分でリサーチが求められる

大学院での学び。

 

けれどもそんな中でも

その分野に精通している教授が

推薦してくれる図書は

なかなか自分では出会えなかったと

感じられるもの。

 

母の古い古いiPadに収められたこちらの

600ページ近くある書籍も

ページをめくるたびに

心躍るような気持ちになります。

 

Educational Psychology(教育心理学)

というこの教科。

 

アメリカでも教職課程の一環としても

位置づけられていますが

これは決して教師だけではなく

日ごろ我が子と向き合う

保護者にも非常に有益だと感じます。

各チャプターの最初には

アメリカの学校教育の写真と

教師の心を映し出したビニエットが描かれ…。

心理学者の理論は図解と共に

解説されています。

 

このテキストを読みながら、思い出したのは

これまで娘と共にしてきた

ホームモンテッソーリの12年間。

 

あー、こうすればよかった。

自分にはこれが足りなかった

 

そんな部分を痛感しながら

今後、モンテッソーリ教育者としての道を

歩みたいと思っている母にとって

必要なものを教えてくれています。

 

そして何よりも…。

ジョンズ・ホプキンス大学の

名誉教授だった教育心理学者

ロバート・スレイヴィン博士の綴るテキストは

どんな些細なことでも「当たり前」とせず

その分野の知識がゼロの人にも

分かりやすく懇切丁寧に綴られているところが

 

「本当に出会えて良かった」

 

と感じられるのだと思います。

 

残念ながら国内では入手が不可能なようですが

今後もモンテッソーリ教育を伝えていくうえで

 

「モンテッソーリっていったい何!?」

 

そんな方々たちに、スレイヴィン博士が伝えたような

これ以上ないほどに噛み砕き、誰が聞いても

よくわかる、そんな伝道師になることが夢だと感じます。

 

良書とは知識だけではなく

著者の人となりが感じられ

読む人をしあわせにしてくれるもの。

 

こんな素敵な書籍と共にはじまる
夏学期後半が楽しみです♡

 

メモ 現在ご提供中のサービス。
矢印ホームモンテッソーリのお手伝い(「回数無制限コース」「月1回コース」の有料メールサポート)
矢印ホームモンテッソーリスクール(メールサポート会員専用、未就園児・幼稚園・小学生のモンテッソーリのおしごとサイト)

手紙お問い合わせはこちらより 

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート