穴があったら入りたい!?《過去記事を読みながら感じること》 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

モンテッソーリの算数教具「算数棒」とご対面(4歳1ヵ月)

 

このブログを始めてから、今年で11年目に入ります。

これまで多くの方々からメッセージやコメントにて、このブログが皆さんのご家庭のモンテッソーリ教育におけるリソースの一つとなっているという嬉しいお言葉をいただいてきました。

 

ブログを始めたときは、単なる自分の育児記録だったものが、いつの間にかこうして多くの方に遊びに来ていただくようになり、そしてわざわざ過去記事を検索してまで読んでくださるということを知り、本当にありがたく思っています。

 

しかし、それと同時に感じることも…。

 

「穴があったら入りたい!!!」

 

その一言に尽きるような気がしています。

 

過去にも書いたことがありますが、自分が書いたブログ記事は読み直すことがほとんどありません(更新する前に読み直しもしないため、誤字だらけです。笑)。ただ、ホームモンテッソーリのお手伝いのご返信のために、過去記事を検索して、読み直すことはあります。

 

特にモンテッソーリ教育と出合って数年しか経っていなかった幼児期の記事を読み返すと、もうなんというか…。

きっと教具と触れ合う娘を観察しながら、どこか理論で学んだことを当てはめようとしている!!

そんな印象すら受けます。

 

例えば、こちら。

 

 

この時、娘は1~10という数字はこの教具を使用しなくても、理解していたと思います。

 

だったら、なぜこの教具でわざわざ提示をするのか。

 

きっと当時は、『算数の教育解説書の最初のページにこの提示があったから』。でも、モンテッソーリ博士は、こんな風に述べています。

 

「この算数棒を使うことで、新しい発見があるわけではなく、ここで行っているのは何気なく身につけた曖昧な概念を整理するようになる」

 

 

 

この「何となく」という感覚を、しっかりと自分のものに確立していく作業がモンテッソーリ教育には多くあります。

 

そしてこの頃、母が気付いていたかは分かりませんが、算数棒の面白さは、子どもが数を数えるだけではなく、1は最初、10は最後、5は4番目と6番目の間。こんな関係を子どもが自然とこの教具という具体物を通じて体得していく…。数の仕組みのもっとも基本であり本質的な部分に触れることができる、何とも贅沢な時間だったのだと改めて感じます。


こんな風に色々と思い返してみると、このブログは育児記録というよりは大人の成長記録とも言えるのかもしれません。きっとあと数年後にまた読み返したら、今とはまた別の視点がどこかで生まれているのかも…。

 

楽しみです♡

 

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