モンテッソーリ教育と中学受験 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

中学受験シーズンの到来。

 

娘の学校でも、昨年中学受験して入学してきたお友達たちと

自然とこの話題になったといいます。

 

「みんな安心して受験できたら、どれほどの人が受かっているか」

 

そう呟く娘。

受験を経験したお友達の話を聞くと、

「受験」の敵は、試験そのものではなくプレッシャー。

 

合格という2文字が周囲を喜ばせると知っているからこそ、余計に力が入ってしまう。

平常心で臨むことのできる受験であれば

『きっと皆に幸せが訪れるのではないか』と

傍から見ていてそんなことを感じるようです。

 

 

モンテッソーリ教育と受験は相反するもの!?

 

 

モンテッソーリ教育と中学受験。

ホームモンテッソーリのお手伝いでも、たくさんご質問をいただきます。

 

我が家は経験したことがないため

あくまでも

モンテッソーリの理論と照らし合わせてみると…というお話でしかないのですが。

 

母のお答えは、一貫して

相反するように見えて、実はそうでもないのでは?

と直感的に感じています。

 

発達段階という側面から見ると、

実は6歳から12歳の児童期・学童期といわれるこの時期は、非常に知識欲が盛んになる時期。

 

「受験」といえば、大学受験、もしくは高校受験を想像しがちですが

実際には中学受験こそが学ぶのには最適な時期ではないかと感じます。

 

ただ、注意をしたいのは、あくまでもそれをお子さんが望んでいる場合という前提付き。

 

ただ親が受験をさせたいという想いだけでは

この時期の子どもはもう幼児期のように無条件に親の想いに従って動く年齢ではありません。

だから、本人が行きたい学校があって

それに向かって頑張りたいという想いがあるのであれば

最高の学びの場として機能する可能性も十分にあるのかもしれません。

 

 

娘が中学生になって感じること

 

モンテッソーリのセカンダリー(中高生)の教師養成講座を受講しながら感じたことが

現在実際中学に通う娘を見ながら、ピッタリと当てはまる感覚を受けています。

 

それは

小学生の頃の方が純粋に学びに向かうには最適な時期だったのではないかということ。

 

中学生となり、部活に精を出し、友人関係も深まり

さらに色々なことに興味が出てくると

机に向かう学びはさらに広い世界の1ピースにしか過ぎず

他にもっとやりたいことがたくさん出てくる時期なのだと感じます。

 

この部分にどう折り合いをつけ、バランスを取るかという部分が

成長における最も大切な部分なのかもしれませんが

小学生ほどシンプルではないというのが母の率直な想い。

 

自分は何ができて、将来どう生きたいかという模索の時期だからこそ

悩むことも多ければ立ち止まることもこれから多くなるのではないかと思います。

 

娘の現在の学びそのものや、その学びに向かう姿勢は

確実に児童期までに確立されたもの。

この幹の上に、彼女の中学生活が成り立っていると感じます。

 

きっと現在、中学受験真っ最中のご家庭もおありかと思います。

この経験はかけがえのないもの。

ぜひ最後まで体調に気を付けて、この成長の瞬間を心に収めておいてください。

応援しています。

 

◆◆

 

PhDのクラスのために、また新たなる和書を投入。

大学改革に寄与するであろう1冊。

生徒たちの学びと大学組織の有効性をどう保証するか。

楽しみです♡

 

 

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