モンテッソーリから学ぶ家庭における言語教育!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

写真は、お気に入り雑誌『Montessori101』より。

 

娘が中学生となった今でも、やっぱりモンテッソーリの環境を見ると、

いいなぁと憧れてしまいます。

 

一時は、「我が家にこのモンテッソーリの空間を持ってこよう!」

試行錯誤した時期もありましたが

結果、気付いたことは…

 

やはり家庭はモンテッソーリ園にはならないということ。

 

けれども、同じように再現は出来なくても、

少しモンテッソーリのエッセンスを取り入れるだけで、

実は子どもにとってモンテッソーリの空間にいるのと同じような

効果をもたらすことがあります。

 

ホームモンテッソーリのお手伝いでよくいただくご質問の中で

 

「家庭において言語教育をどうしたらよいか分からない」

 

というものがあります。

 

確かに、母語である日本語は

敢えて教え込まなくても子どもは自然と吸収するもの。

 

だったら、そのまま愛情を持って接してさえいればいいのか。

 

もちろん、大人の愛情をたくさん受けて育った子どもは、

それだけで素敵なお子さんに成長することは間違いないでしょう。

 

でも、もしここにモンテッソーリのエッセンスを持ち込むとしたら…。

特に就学前のお子さんであれば、言語発達を促すためには、

まずは「視覚認知」という部分を意識することから始めるのもいいかもしれません。

 

言語のための生きた実験室

 

 

モンテッソーリ園における「整えられた環境」とは、

 

「言語のための生きた実験室」

 

とも呼ばれています。

 

この空間に置かれるいくつもの教具や用具を

子ども達は視覚から取り入れ

それらの名称を知り

さらには、自らの会話の中で使っていく。

 

このプロセスこそが言語発達における大切な道筋だと言われています。

 

これらの会話が成立するようになって初めて

読み書きへの道へと進んでいく子ども達。

 

さらには、二次元や三次元の物体を視覚的に識別する力をつけ

算数や幾何への道にも続いています。

 

 

すべては言語発達のための機会

 

「これなぁに?」

「あれは?」

「こっちは?」

 

毎度のように繰り返される娘からの質問攻撃に面食らった時期もありましたが

今思い返すと、これらのコミュニケーションが、間違いなく娘の言語発達において

大切な役割を果たしていたのだと感じます。

 

決して、モンテッソーリの空間でなくても、

家庭のリビングでもキッチンでも

もちろん外出先でも

すべては言語発達の機会となります。

 

物の名前を伝えてあげるのはもちろん

たくさん子どもの想いを引き出し

代弁をしてあげることで

パパやママの言葉で新たな言葉を覚え

自分の感情には名前があることに気付いていく子ども達。

 

更には、年齢が上がるにつれ…。

 

「どうしてそう思ったの?」

「なんでそう感じたの?」

 

そんな質問をたくさんしていくうちに、

子どもは自然と話をする際には、そんな自分の想いの理由まで

セットで伝えてくれるようになります。

 

こんな何気ない一つ一つのプロセスが、

本当に大切だったんだなぁと13歳のJCを前にしながら

日々感じています(笑)。

 

でも、最近の母の楽しみは、娘の使う言葉。

ウィットに富んでいて、笑いが絶えない中学生の話し方に

ちょっぴり憧れている50歳(笑)。

 

娘が3歳の時、新たな言葉を発すると、それをメモしていましたが

あれから10年経った今でも、娘の面白すぎる発言に

やっぱりメモをする毎日です♡

 

メモ 現在ご提供中のサービス。
矢印ホームモンテッソーリのお手伝い(「回数無制限コース」「月1回コース」の有料メールサポート)
矢印ホームモンテッソーリスクール(メールサポート会員専用、未就園児・幼稚園・小学生のモンテッソーリのおしごとサイト)

手紙お問い合わせはこちらより 

※「回数無制限コース」は満席中につき「月1回コース」のみ受付をさせていただいております。

 

地球 TODAY's ホームモンテッソーリスクール
右小学生クラス⇒仮分数を帯分数に変換しよう(レッスン10)

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート