先月13歳になった娘。
小学生の頃との圧倒的な違いは、お友達と過ごす時間が増えたことでしょうか。
今までは習い事も一度帰宅し、夕飯を取ってから出かけていたのが…。
今は部活帰りに軽食を友人と一緒に取り、そのまま習い事へ。
今でも娘のいない夕食に慣れません(笑)。
そんなお友達と過ごす時間が増えてきた中。
最近、こんなことがありました。
週末、娘が出かけても、夕食は家族全員で食べるというのが我が家の約束事。
しかし、この日は母たち夫婦の都合で娘に外で食べてきて欲しいとお願いをし、
「〇時までには帰ってきてね。」
と約束を交わし、出ていきました。
しかし、この日娘が帰宅したのは約束の時間を20分ほど過ぎてから。
話を聞いてみると、先輩を含むグループで遊んでいたため、自分だけ帰りづらかったとのこと。
モンテッソーリ教育の発達の4段階に照らし合わせると、現在第3段階(12歳~18歳)にいる娘。この時期は、何よりもお友達が大切な時期。
そう考えると、母がもし同じシチュエーションだとしたら、やはり同様の選択をしたかもしれないと感じました。
それでも、やっぱり約束は破るためにあるのではなく、守るためにあるもの。
果たしてどうそこを中学生と話し合うべきか。
『約束の目的は何だったと思う?』
こんな問いかけからスタートしました。
そして娘と話し合う中、果たしてそもそもこの約束はお互い気持ちよく同意できていたものだったのだろうか…という部分に気付かされました。
幼児期、学童期、思春期と年齢を重ねるにつれ、大人による一方的な決め事は全く意味をなさなくなってきます。当然大人側も親としての経験値が上がる分、このようなことは敏感になり意識しているつもりでも、実は潜在意識の中では、自分が主導的立場にあるのだと認識してしまっているのだと痛感させられた出来事でした。
娘が中学生になり、自分の潜在下での歪んだ価値観が浮き彫りになる日々。
子どもと向き合うと同時に、自己内省の必要性を強く感じています。
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